2006-03-15から1日間の記事一覧

「じゃじゃ馬ならし」〜《演技》による世界の反転を描いた作品。

フランコ・ゼッフィレッリ監督で音楽はニーノ・ロータ、そしてエリザベス・テイラー&リチャード・バートンという当時のハリウッドを代表する名物カップルが主役を演じた、1967年作のシェイクスピア映画。まず、初めに書いておきたいのは、この映画の幕切れ…

野阿梓『兇天使』〜なんだかえらく馴染みのある考え方だ……。

ところでやっぱり野阿梓氏の最高傑作は『兇天使』ですよねえ。飛の日本SFオールタイムベストワンはやっぱこれかな、今回のSFマガジンでは投票を棄権しましたけど。 野阿氏の文章力は飛の4億倍くらいある上に、『兇天使』はテーマ、アイディア、キャラク…

野阿梓『兇天使』、DVD「じゃじゃ馬ならし」

……と、いうわけで(2006/3/14の日記)、飛浩隆読み込み強化月間の第一弾、野阿梓『兇天使』(上・下)読了。 DVD『じゃじゃ馬ならし』(ゼッフィレッリ版)を観る。