終日、仕事だった……。
穴を開けておくのも寂しいので、仕事中でもつい見てしまうWEBサイトを何となく並べてみる。
どれも、有名サイトだけれど。
●WEBコミック(現在も更新されているもの)
「ヘッポコロジー」
ここ半年くらいでみるようになったサイト。
四コマ漫画では、今、商業誌で連載されているものも含めて一番好きな作品。
とにもかくにも、キャラクターが最高!
漫画についてる作者の一言コメントも楽しみ(毎回あるわけではないけれど)。
ちなみに、四コマ漫画の金字塔は椎名高志『(有)椎名百貨店』だと思う。
「RIROU(UORIR)」
更新が一部再開されてる!?
隠しページの「週刊●●●」も復活してるなぁ。
……今度こそ、サイト丸ごとログとして保存しておこう。よし、と…。
「12時の権力者」
WEB漫画ならではの表現を追求しているサイト。
中でも、
第7話「千の夜を越えて」
外伝「記録」
第11・12話「イレブン」「トゥエルヴ」(現在連載中)
は必見。
WEBで何かをやる以上、ここまでやってしまいたい-------と思ってできれば、世話ないか。
ともかく、今まで知る限りで、最も《WEBコミックであること》を有効活用している漫画だと思う。
「おもパン」
WEBならでは、ということではこのサイトも衝撃的だった。
以下のコンテンツなどは、特に鮮烈。いいなぁ、こういうの。
自分の仕事でも、こういう工夫を凝らしたものをやっていかないと……。
小泉八雲「蠅」
※蠅をクリック。
(トップ画集)
⇒画をクリックで次の画に。中でも、3&4枚目のセットは必見。
なお、「WEBならでは」&「宮沢賢治」となると、冲方丁公式サイト「ぶらりずむ黙契録」には昔面白いコンテンツが展示されていたことが思い出されるけれど、リニューアルに伴い、過去の内容は随分下げられてしまったようだ。ちょっと勿体ない。
「アイレムホームページ「4コマ小唄」」
仕事中に読むと、しみじみと楽しい漫画その①。
あの伝説的迷作「スペランカー」のゲーム会社が連載している漫画。
最近、「スペランカー先生」の他にもどんどん面白い連載が増えてきた…?
「島国大和のド畜生「次世代君」」
仕事中に読むと、しみじみと楽しい漫画その②。……いや、業界は随分違うんだけど。
思わず傑作選(?)を作って知り合いにURLを送りつけたくなるくらい好き。
ちなみに、漫画とは関係ないが、去年このページを見て以来、やろう、やろうと思っていて、遂に今月頭からなんちゃってダイエットを始めたところ、なんだか少しずつ効果が出てきた。
毎日平均1〜3時間くらい、映画のDVDや、野球・サッカーの中継を観ながらエアロバイクを漕いで、食事のカロリーも抑える生活。
約三週間で体重が3kg、体脂肪率が3%くらい落ちた。なんせ、映画一本観ている間中たらたら漕いでいると、なんだかんだいって二時間半/推定走行距離50km/推定消費カロリー900kcal程度はいってくれる。
このまま二ヶ月くらい続ければ、七、八年間悪化させ続けた体質を大幅に改善させることも夢ではない。
ありがとう、島国大和さん(……かれこれ二年は読んでいるくせに、コメント一つしたことがないけれど)
「ペスのひとりごと」
あ、『風のウォルフィ』が公開終了してる……。
でも、それには一歩譲っても、『ホワイトヴァンプ』『phantom voice』もいい作品。
何の衒いもない、真っ向勝負。こうした作品を読めば、それを好きになって当たり前だと思う。
「忍の保存庫」
クマのプ●さんのパロディ漫画が。
そして、他のパロディも恐ろしい破壊力が……。
※推薦ネタ
「真のラピュタ王」
「チョコレートウォーズ」
「からくりペケ」
「ポケットモンスター背徳」
「3年B組金プッチ先生」「水族館幼稚園」
「だめディオ」
他。
……ところで、にざかな『B.B.JOKER』と、新井理恵『×(ペケ)』が色んなところのWEB4コマに与えている影響って、すごいなぁ。
Cafe Noir
独特の《笑顔》の表現なんか、好きだなぁ。
「オトウフ/マテリアル」
『ローゼン・メイデン』の二次創作。
二次創作ものってあんまり読まないけれど、ここまで来ると凄い……。
[eno」
一時期、色々な絵日記サイトをやたらとよく見ていた時期があって、その中でも一番好きになったサイト。勿論、今でもよく見に行く。
ところで、絵日記といえば、2003年の初め頃にあった、「絵日記サイト大集合」という企画の面白さが忘れられない。
《ネット上の主だった絵日記サイト運営者達が、各々のキャラクターを一枚の「全体図」に書き込んでいって、そのキャラクターの絵自体が、それぞれのサイトへのリンクになっている(ビットマップリンク)》というもの。
何だか、雑誌『アフターヌーン』の有名企画『大合作』のようで実に面白く思えたと同時に、それは複数のネット上の表現者を繋げるポータルのデザイン的な一つの完成型とも思え、強く興味を惹かれずにはいられなかった。
●WEBコミック(更新停止・サイト閉鎖など)
「明犬茶別之庭「犬漫画の倉庫」」
犬はいいよね。
……今、もう飼ってないけど。でも、パグ犬こそ、最高だけど。
それはともかく、漫画が更新されていた頃はずっと読んでいたところ。
「奇妙な卵」
2006年2月に閉鎖……。
不老の魔術師を主人公にしたファンタジー漫画が掲載されていた。
主人公ギュデオン・ギダと《流れゆく時間》というテーマを正面から扱った「FANTASIA」などが素晴らしかった。
●オンライン小説/テキスト系
「へいじつや」
まずは何といっても「大王と言葉遊び」シリーズ。
「大王は夢を見る」「大王VSみのもんた」は必見。
(前者は時事ネタが多いので、今から読む人は少し厳しいかもしれないけれど)
長編「過去見の塔」もお薦め。
「冬月竜騎譚」
なんだかよく分からんけど、サイトと同名の小説に妙に引き込まれる。
ただ、随分と昔から更新されていないけれど……って、リニューアルで一時閉鎖してる。あれれ。
「2ちゃんねるベストヒット」
たまに、メチャクチャ面白いのがある……。
文体模写 スレッド 2
伝説の文学ネタスレッド。
「名作ショートショートをAA化しよう」
星新一作品がアスキーアートに。最高傑作「処刑」もある……。
いつか、数人の作家による星新一作品の漫画化企画があったが--------顔ぶれだけ見ると悪くなかったのに、出てきた作品の方はもう、惨々たるものだった。
このサイトの方が、遥かに優れた表現だと思う。
それと、星新一といえば、あの「渋皮栗」の中の人(片山若子)が表紙画を担当した新装版で、角川書店から『気まぐれロボット』なんかが出てた……。いいなぁ、羨ましいなあ、編集者って。いい仕事しやがるなぁ。まだ大学時代のことだから7,8年は前に、何かの鳥を題にした(「ナイチンゲール」だったかな??)翼のある人物の画------モノクロ版と彩色版の両方がWEBで展示されていた------をみて以来、好きなんだよなぁ、この人の画。あの頃だと、なんだか「猿勝負」っていう、寺田克也を称えるイラストの競作企画サイトがあって、そこにやたらと面白い画を書く人たちが集まっていたのも印象的だった。あとは、(随分昔に閉鎖してしまったようだけれど)「yellow yellow」という油絵風のファンタジー系の画を描く人のサイトとか。
あと、最近(2年前くらいから)だと、随分タイプが違うけど、「鳩時計」(前は「鉛筆時計」というサイト名だった)の、色井スイって人の画もいいと思うな……。
それと、「北見葉胡の「異次元からくり箱」。WEB上でみた、PinpointGallery/「てがみ」展の、この人の作品はあまりに印象的だった。
●その他
「やんちゃシステム」
たまに見たくなるよね、こういうの。
「モータル・コンバット」なんかが好きで、「地雷だ」と重々承知の上で映画版まで観てしまうような人にお薦め。