- 作者: 水薙竜唳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/06/16
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
読み始めていきなり、3ページの手紙のノリといい、5ページの主役二人を描く構図(《一人が横向きに座って首だけこちらを向いて、もう一人が立って斜めに背を向けている》という構図、相当好きみたいだなぁ)といい、あまりにWEB上にあった作品の濃い味そのままで驚いた。82ページの「人生とは例えると 苺のショートケーキかガトーショコラかどちから」といったなんだかよくわからない表現も……。
そういう部分を削ってしまっては作品そのものが無意味だろうけれど、このノリをそのまま「少年マガジン」に載せてきた編集者もいい度胸だと思う。短期集中連載だったとのことだけど、連載継続はあるんだろうか?
もし続いた場合、アトリとフェルローザなんかの性格がWEB小説の設定を何割かでも引き継いでたら、相当興味深いものになりそうだなぁ。