『魔法少女まどか☆マギカ』放送終了後からの感想まとめ。

はてなダイアリーの日記や、twitterでしゃべり倒して来たことが随分溜まってきてしまった為、交通整理として(主に自分用に)まとめてみました。

○『魔法少女まどか☆マギカ』において、美樹さやかが担った役割は重い』(2011/4/22)
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110422

最終話一挙放送日当日に書いた、美樹さやかというキャラクターの作中での役割と意義を中心に、作品全体の構造にも話を広げた論。
なお、作品全体を観たときに巴マミさんの役割がうまく見えてこなかったのですが、そこについてはコメント欄で投稿してもらった論、

巴マミ考察: 彼女はいかにして『魔法少女』になったか」
http://togetter.com/li/128846

で、希望通りに補完して貰えました。助かったなぁ。


※なお、各種ニュースサイトに取り上げられたこともあり、はてなブックマーク数400とかいったけれど、他の記事はまどマギ関連のものすら、ろくに読んで貰えなくて悲しい。
でも、まぁ、そういうものですね。

「2011-06-24 『まどか☆マギカ』を教養小説的な視点から見ると。」
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110624
何やらやたら予防線を貼りまくったものですが。後になってこんなのも書きました。

○『杏子とおりこ☆マギカ新キャラの関係は杏子&さやかの悪意ある反復?』(2011/5/12)
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110512

スピンオフ漫画『魔法少女おりこ☆マギカ』1巻発売日に、その内容も踏まえ『魔法少女まどか☆マギカ』において美樹さやかと対になるキャラクター、佐倉杏子について考察(この日記の少し後で紹介しますが、二巻(完結)まで読むと感想は大幅に変りました)


そして、残る魔法少女鹿目まどか暁美ほむらのコンビについては、


「まどほむコンビを極点とする、まどマギ全編に溢れかえる
 虚淵センセのマッチョイズムは色々歪みすぎているけど、そこが良いものだね」


という線で、距離を置きつつまとめつつある感じです。

6/1追記。
○漫画版=ハノカゲ版『魔法少女まどか☆マギカ』について、主に美樹さやか(&佐倉杏子)の描写の差異と意図から、その独自の良さを探る感想を書きました。
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110601

○2011-06-13 『魔法少女おりこ☆マギカ』二巻ネタバレ感想
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110613

なお、下記の諸々のやりとりのなかで、美樹さやかについては、
志筑仁美(≒魔法少女などにならずに自分のささやかな願いとも、
その他者への影響とも真摯に向き合った少女)との対照という視点導入で、
少しだけ捉え方が変わってきてもいますね。

※参考
「おりこ☆マギカ かずみ☆マギカ 読後感想 (依存の問題系)」
(先掲5/12の日記のベースになった&及びその周辺のやりとり)
http://togetter.com/li/134655

「『ヒーローの承認問題』から見る特撮ヒーローもののシリーズと『まどか☆マギカ』」
(後半部分で参加)
http://togetter.com/li/137005

「【魔法少女まどか☆マギカ】「上條恭介の内面描写の欠如の理由〜虚淵ワールドのマッチョイズム」等々、四方山話。」
http://togetter.com/li/137602 


そして最後に、これまでまどマギ関連で読んだ中でダントツに面白かった論考として第十二回文学フリマ(2011/6/14)頒布の

「反=アニメ批評『アニメルカVol.4』」掲載、泉信行魔法少女アニメの過去と未来------『魔法少女まどか☆マギカ』が描けなかった少女たち」の紹介」
http://togetter.com/li/149177

をさせて頂こうと思います。とんでもなく興味深い論考ですよ。


諸々追加(2011/8/31)

◯『オトナアニメVol.21』の『魔法少女まどか☆マギカ』特集についての個人的感想
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110709/
◯BLACK PAST掲載宇野×虚淵対談及び村上裕一の『魔法少女まどか☆マギカ』論考への感想
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110710/
うえお久光紫色のクオリア』感想(SF関連の話題を中心に)
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110715/
◯『反=アニメ批評2011summer』まどマギ関連の駆け足感想
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110815
◯あまり閲覧をお勧めしません。小説版『魔法少女まどか☆マギカ』についてのあれやこれや。
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20110819/

改めて見ると「ここしばらく、随分好き放題発言まき散らして来たんだなぁ」と感慨深いものがあります。


あと、美樹さやか佐倉杏子というキャラ中心に仕込むやり口は、3年前おがきちかLandreaall』についてのDX&竜胆及び竜葵に関しての話、

Landreaall 18巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

Landreaall 18巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

・一〜三巻/構成の綺麗さ。≪知っている≫ということへのこだわり。
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20081220/
・竜胆の物語として四巻〜十二巻を振り返ってみる
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20081221/
・『Landreaall』/竜葵様の憂鬱
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20081222/

おがきちかLandreaall』[13]/大変回りくどくて面倒くさくて。でも、それこそが面白い作品。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1011661676&owner_id=211281

※後ははてなダイアリー版と同じ。ただ、コメントやりとりはMixiでやってます。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1015288104&owner_id=211281
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1017084690&owner_id=211281
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1025955178&owner_id=211281
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1026056525&owner_id=211281

あたりと似てるけど、3年前の方がきちんと手間暇掛けてたような。
「ものぐさ、不精はあんまりよろしくないなぁ」とやや反省。