2006-04-12から1日間の記事一覧

関容子『日本の鶯 堀口大學聞書き』〜もう一人の《私》がいる。

「最後に、セロリを女性に譬えた忘れ難い例を引かせていただきましょう。堀口大學の言葉です。関容子さんの絶妙の筆によって再現されています。ある方について、関さんが、どんな女性だったかを問いました。詩人はこう答えました。 《------中の芯コばかりに…