2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『秘密の花園』唐十郎原作・三田佳子主演/Theatre1010〜すいません、最初から最後まで、さっぱりわけがわかりませんでした……。

------これ、一体、どういう劇だったんだろう。 どんな舞台であれ、観劇中、あるいは観終わった後には、「この劇全体は、また、特に印象深かったあの場面、あの演出はどういう意図があり、意味があったのだろう」と自分なりの仮説を立ててみることにしている…

『秘密の花園』唐十郎原作・三田佳子主演/Theatre1010

北千住「Theatre1010」で、 唐十郎原作・三田佳子主演『秘密の花園』を観る。 三島由紀夫『青の時代』読了。 山岸凉子『舞姫(テレプシコーラ)』3〜8巻を読む。

池袋演芸場・四月下席(29日)昼/さん光改メ柳家甚語楼真打昇進披露公演〜昇進・襲名披露ならではの大入りと賑やかさ

「これが池袋か!」という驚きの大入り。 連休直前の土曜ということもあり、「これが池袋か!」と驚かずにはいられない大入り。 中入り前には入り口の衝立が取り外され、そこにも人が立ち並ぶ大混雑。 熱気溢れる客席……である一方、後方の立見の人々の間から…

さん光改メ柳家甚語楼真打昇進披露公演ほか。

池袋演芸場・四月下席(29日)昼/さん光改メ柳家甚語楼真打昇進披露公演へ行く。 アンソロジー『七つの黒い夢』読了(北村薫「百物語」以外は未読のままだったので)。 山岸凉子『舞姫(テレプシコーラ)』1,2巻を読む。

都筑道夫,『ちみどろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ』

都筑道夫『ちみどろ砂絵―なめくじ長屋捕物さわぎ』読了。 感想後日……書けるかなぁ。

『アルゴ探検隊の大冒険』〜巨大な神様だの石像だのが大暴れ。それでも逆らいまくるど根性な人たちの姿もまた良し。これぞ特撮の聖典。

アルゴ探検隊の大冒険 [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2003/12/19メディア: DVD クリック: 19回この商品を含むブログ (22件) を見る1963年に製作された、古き良き時代の特撮映画の聖典の一つ(らしい)。 「大魔神」…

ヒラリー・ウォー『愚か者の祈り』(沢万里子・訳)〜地道な警察の捜査と、幾重にも浮かび上がる被害者の顔と貌の物語

ダナハーはゆっくりと煙草を押しつけた。「いいか、マロイ。おまえさんは刑事なんかじゃない。フランク・シャピロが何者で、どんな人間なのかもわからないのに、事件の全体像を描き上げている。こういった事件はジグソーパズルなんだ。ピースを集めなければ…

ヒラリー・ウォー『愚か者の祈り』(沢万里子・訳)

ヒラリー・ウォー『愚か者の祈り』(沢万里子・訳)読了。

レイ・ブラッドベリ『10月はたそがれの国』(宇野利泰・訳)

レイ・ブラッドベリ『10月はたそがれの国』(宇野利泰・訳)読了。 二ノ宮知子『飲みに行こうぜ!』、萩尾望都『あぶない丘の家』を読む。多忙につき、感想後日(溜まりまくってるなぁ……)。 とりあえず、中でも特に書きたいものをまとめておいてみる。 ●山…

ローリー・リンドラモンド『あなたに不利な証拠として』

ローリー・リンドラモンド『あなたに不利な証拠として』(駒月雅子・訳)読了。 DVD『晴れて今宵は』を観る。 感想後日(今月何度目だろう……?何かすぐに感想を書きづらい作品が続くなぁ。相変わらず、非常にいい本が多いのだけれど)。

歌舞伎座四月公演(昼の部)

歌舞伎座四月公演(昼の部)へ行く。 グレッグ・イーガン『宇宙消失』(山岸真・訳)読了。 萩尾望都『フラワー・フェスティバル』を読む。 アニメ『ローゼンメイデン トロイメント』5〜8話を観る。 感想後日(四月はこればっかりだなぁ……)。

こんぴら歌舞伎観劇旅行

4/21-22の一泊二日で四国こんぴら歌舞伎(第一部)観劇旅行にいく。 勿論、第一部・第二部ともに行ければそれに越したことは無かったのだけれど、生憎、うまく予定が合う予約可能なツアーがそれしかなかったので。 21日12時に羽田から飛び、昼に善通寺を観光…

萩尾望都『思い出を切りぬくとき』、イーガン『ディアスポラ』ほか。

4/19-20分のまとめ。 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』(山岸真・訳)、萩尾望都『思い出を切りぬくとき』(エッセイ)、新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー』(1)(2)読了。 山岸凉子『押し入れ』を読む。 アニメ『ローゼンメイデン トロイメント』1〜…

北村薫『街の灯』〜時代という悍馬と人々の駆る馬たち。

街の灯 (本格ミステリ・マスターズ)作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (45件) を見る ※特に後半、『街の灯』と『リセット』のネタバレにもなりそうな下りがあります。未読の方はご注…

二ノ宮知子『平成よっぱらい研究所』

……酒をろくに飲まない/飲めない人間が読んでもしょーもない本ではあるなぁ。 オハナシとしては面白いけど、こういう人の近くに一緒に狂えない種類の人間がいたりしたら、お互いにとってひどく不幸だよなぁ、と、ごく当たり前のことを思う。

モーニング/アフタヌーン共同編集『猫本』〜疑問点×2つ

疑問点その1。 このアンソロジーにおける看板作品であるらしい、こなみかなた「チーズスイートホーム」。なぜこの漫画で、動物の行動に人間の言葉での台詞が必要なのか不明。 無くても漫画として成立するし、むしろ、そちらの方がずっと良いと思えるのに。 …

東京ニューシティ管弦楽団定期演奏会「永遠のロメオとジュリエット」

東京ニューシティ管弦楽団第45回定期演奏会「永遠のロメオとジュリエット」へ行く。 珍しいことに、貰い物のチケット(演劇・芸能・音楽、どんなジャンルであれ9割5分は自腹。別にこれといったツテがないから……)。 感想後日。 モーニング/アフタヌーン共同…

アニメ『ローゼンメイデン』第9〜12話(最終話)を観る。

病み上がりの弱っている時には、ぼんやりこういうのを観るのも愉しくていいな……。 しかし、蒼い子は本来のキャラクター設定以上に、声も出番も、更に少ない機会の中での役回りも、一貫してひどく冷たく扱われていたような。あ、漫画でも種類こそ違っても圧倒…

ジョージ・R.R.マーティン『タフの方舟Ⅱ 天の果実』(酒井昭伸・訳)

ほぼ全面的に二分冊の全巻を上回る、皮肉なユーモアとますます慇懃無礼なタフの態度が印象的。ただ、<鋼鉄のウィドウ三部作>の最後を飾る「天の果実」の最後は、物語としてのカタルシスが高まれば高まるほど、背景にある《現実》の問題のうんざりする救い…

アニメ『ローゼンメイデン』第5〜8話を観る。

第五話「階段」のドタバタの賑やかさはアニメならではの良さが出ていて好き。 第八話「蒼星石」……あぁ、これがかの有名(?)な、水銀燈の「乳酸菌摂ってるぅ?」発言か。なるほど、何だか理屈を超えた不思議なインパクトがあるな。 ------しかし、なぜ乳酸…

ジョージ・R.R.マーティン『タフの方舟Ⅰ 禍つ星』(酒井昭伸・訳)

しばらくのうちは「なんだかうるさいジャーゴンだらけで、人物造形もステロタイプなイマイチな話だなぁ」という印象。 ただ、表題作の中盤あたりから、これがひたすら実に魅力的な主人公タフことハヴィランド・タフィを描く、キャラクター小説なんだという認…

さん喬を聴く会(柳亭左龍襲名記念公演)

森下文化センターでの「さん喬を聴く会(柳亭左龍襲名記念公演)」に行く。 さん喬一門で二人目の真打誕生とあって、一門を挙げてのお祝い公演といった風情。 総領弟子の喬太郎も一席出演、口上での実にアットホームで和やかな雰囲気も愉しい。 引き続き体調…

コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談【南番】

コクーン歌舞伎 東海道四谷怪談【南番】へ行く。 グレッグ・イーガン『万物理論』(山岸真・訳)読了。色々と書きたいことは多いけれど、風邪気味でひどく調子が悪いので感想後日。 ……ひたすら眠い。

ジュンク堂トークセッション「萩尾望都、石飛幸治「人生のことはすべてマンガで教わったの?」

現在、池袋ジュンク堂では「萩尾望都のラララ書店」と題して、萩尾望都お勧めの書籍を集めた特設コーナーが設置され、連続して対談企画も実施されている。 この対談もその一環。幸運なことに、3/10の三浦雅士とのトークセッションに続いて抽選に当たり、その…

アニメ『ローゼンメイデン』第1〜4話を観る。

漫画に比べて、更にキャラクターが用途別------もとい、類型的な嗜好別に性格&外見が誇張されてるなぁ。ある意味、興味深い。まあ、それと、なんだかんだいっても、観ていて愉しい。

萩尾望都、石飛幸治「人生のことはすべてマンガで教わったの?」

トークセッション「萩尾望都、石飛幸治「人生のことはすべてマンガで教わったの?」へ行く。

永野護『ファイブスター物語ⅩⅡ』ほか

『ソード・ワールドRPGリプレイ・アンソロジー デーモン・アゲイン』『バブリーズ・リターン―ソード・ワールド短編集』を読む。 懐かしのシリーズの、久々に出たという続編ということで手にとって見たのだけれど-------悲惨であり無残だった。読まなければよ…

関容子『日本の鶯 堀口大學聞書き』〜もう一人の《私》がいる。

「最後に、セロリを女性に譬えた忘れ難い例を引かせていただきましょう。堀口大學の言葉です。関容子さんの絶妙の筆によって再現されています。ある方について、関さんが、どんな女性だったかを問いました。詩人はこう答えました。 《------中の芯コばかりに…

和月伸宏『武装錬金』10巻(最終巻)

単行本での楽屋裏のコメントなんかも愉しい作品だった。 打ち切りは残念だったけど、読者層と作者及び《大きなお友達》の好みが離れすぎな面もあったか……。ただ、個人的にはとてもそのノリがかなり好きだった作品。

『のだめカンタービレSelection CD Book』

幾つか知っている曲もあり、音楽としては通しで聴くともなしに聴いていると気持ちいい一枚。……ただ、できれば門外漢のコメントになってしまうとしても、作者(二ノ宮知子)の各曲に関する印象なんかも添えてくれればよかったのにと思う。 楽曲解説も、漫画に…