柳家三太楼師匠に一体何が……?


……落語界でここ数日、大きな話題となっていることとして、柳家三太楼師匠に何かがあったらしい。情報がともかく少ない上に錯綜していてよくわからないが、「破門」「廃業」などという信じられない言葉が見掛けられることすらある。権太楼師匠の公式ページ掲示板での発言によると「しばらく休業させます/独り言……三太楼、「淀五郎」って話はいい噺だよ!」とのこと……。
この人こそ、今、聴いていて一番面白い噺家の一人と思え、高座の上でも、(わずかに二度ほど参加する機会があった)落語会の打ち上げの席でも、とても魅力的な、惹き付けられずにはいられない人なのに……一体何があったんだろう。
さっぱり状況がわからないし、所詮にわかファンの身では何も出来ることなどないのだけれど-------とにもかくにも、また、その高座を聴きたい。


初天神」や「熊の皮」といった噺では、既にこの人にしか生み出せない笑いを生み出していると感じられたし、《これから》はさらにその幅も深みもぐんぐんと広がっていくように思えた。繰り返しになってしまうが、ともかくまた、その高座を聴ける日が待ち遠しい。