シャーロット・アームストロング『毒薬の小壜』(小笠原豊樹・訳)

毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)

毒薬の小壜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 46-1)

幸福の追い風を受け、浮き上がるように加速していく後半よりも、むしろ、序盤の空気に惹かれてしまう。
以前に北村薫が紹介していたことで読んだ『あなたならどうしますか?』も傑作と思えたし、何より好きにならずにはいられない作風。
近いうちに、他の作品にもまとめて手を出してみよう。