五月の読了本その他まとめと雑感。

＜本＞
計20冊。

○イアン・マキューアン『贖罪』（小山太一・訳）上・下
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○円城塔『Self-Reference ENGINE』
○円城塔『Boy's Surface』
○円城塔『オブ・ザ・ベースボール』
○伊藤計劃『虐殺器官』
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○冲方丁『スプライトシュピーゲルIV テンペスト』
○ミルトン『失楽園』（平井正穂・訳）上・下
○フィリップ・ブルマン『琥珀の望遠鏡　ライラの冒険3』（大久保寛・訳）下
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○冲方丁『オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog』

○荒巻義雄『柔らかい時計』
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○荒巻義雄『神聖代』
○金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』
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○金原亭伯楽『小説・落語協団騒動記』
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○有栖川有栖『女王国の城』
○ウィリアム・ブリテン『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』（森英俊・訳）
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○山野浩一『X電車で行こう』
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○森見登美彦『四畳半神話大系』
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○オースン・スコットカード『ソングマスター』(冬川亘・訳）

＜演劇・落語・歌舞伎など＞
計10公演

＜映画＞
計8本。

○『バレエ・リュス　踊る歓び、生きる歓び』
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○『アイム・ノット・ゼア』
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○『スパイダーウィックの謎』
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○『幻影師アイゼンハイム』
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○『空の境界/第四章伽藍の堂』
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○『丘を越えて』
○『ナルニア国物語第2章カスピアン王子の角笛』
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○『ラフマニノフある愛の調べ』

＜DVD/ビデオ/TVなど＞

○K-Ballet Company「ドン・キホーテ」(2004)
○PROMS2004（ネトレプコ出演）」
○ザルツブルグ音楽祭2005/椿姫
○3人のスター歌手 inベルリン/2006
○ザルツブルグ音楽祭2006/フィガロの結婚
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○セリエＡ「ミラン×インテル」
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○プレミアリーグ最終節「ヴィガン×マンチェスターユナイテッド」
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○NHKスペシャル「沸騰都市」第二回　ロンドン　世界の首都を奪還せよ！
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○サッカーチャンピオンズリーグ決勝「マンチェスターユナイテッド×チェルシー」
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○サッカー『日本×コートジボワール』(キリンカップ）
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○ディズニー短篇アニメ連作「ファイアボール」
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＜漫画＞
計54冊。

○西炯子『僕は鳥になりたい』
○西炯子『STAY ああ今年の夏も何もなかったわ』
○久米田康治『さよなら絶望先生』[13]
○FLIPFLOPs『猫神やおよろず』[1]
○六道神士×井上敏樹『メビウスギア』[1]
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○西炯子『STAYプラスお手々つないで』
○西炯子『STAYラブリー少年』全二巻
○西炯子『STAYネクスト　夏休みカッパと』
○西炯子『STAYプリティFirstLove』
○西炯子『STAYリバース双子座の女』
○西炯子『電波の男よ』
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○魔夜峰央『パタリロ』[81]
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○魔夜峰央『ラシャーヌ!!』全四巻
○高津カリノ『WORKING!!』[5]
○よしながふみ『きのう何食べた？』[1]
○CLAMP『こばと。』[2]
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○魔夜峰央『ミッドナイトディメンション』
○魔夜峰央『妖怪学園ザビエル』
○魔夜峰央『妖怪始末人トラウマ！！』
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○魔夜峰央『親バカの品格』
○魔夜峰央『親バカの壁』
○魔夜峰央『親バカの輪舞』
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○鶴田謙二×梶尾真治『おもいでエマノン』
○椎名高志『椎名高志短編集/（有）椎名大百貨店』
○高屋奈月『星は歌う』[2]
○OKAMA『CLOTH ROAD』[6]
○葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』[12]
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○宮原るり『恋愛ラボ』[1]
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○宮原るり『小学生日記』
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○宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』[4]
○COCO『今日の早川さん』[2]
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○河合克敏『とめはねっ！』[2]
○草川為『龍の花わずらい』[5]
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○内田善美「草冠を編む半獣神」（『かすみ草にゆれる汽車』収録。再読
○桂明日香『ハニカム』[1]
○柴田ヨクサル『ハチワンダイバー』[6][7]
○小玉ユキ『羽衣ミシン』
○小玉ユキ『マンゴーの涙』
○宇仁田ゆみ『よにんぐらし』[1]
○ZUN×比良坂真琴『東方三月精』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=821720475&owner_id=211281

○高橋葉介『真琴グッドバイ』
○桂明日香『花やしきの住人たち』[1]
○逢坂みえこ『たまちゃんハウス』[3]
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○田辺イエロウ『結界師』[20]
○荒川弘『鋼の錬金術師』[19]
○畑健二郎『ハヤテのごとく！』[15]
○皆川亮二『ADAMAS』[1]
○南マキ『S.A』[13]
○陽気婢『眠れる惑星』[4]※完結
○岩本ナオ『yesterday, yes a day』

＜雑文/その他＞

○SF関連の飲み会 5/15
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○会社の人の結婚式
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=824542539&owner_id=211281
○Ｕ２ボノ、ゲルドフ、5/31朝日新聞紙面を編集。すごい。本物のプロだ……。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=823502136&owner_id=211281

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●読了本------時間増やさないとどーにもなりません。。。

例えば、今月はじめの見通しを振り返ってみましても。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=792913144&owner_id=211281
○『世界バカミス☆アワード』候補作だった10作品の未読残り。
○こまつ座の舞台『人間失格』の素晴らしさに改めてびっくりして劇場で買った、井上ひさしの未読作品数冊。評伝劇＆評伝中心。

↑↑『ジョン・ディクスン・カーを読んだ男』の他は、相変わらず積み残しに……。
（ちょっと慌てたので、昨日今日で『快盗タナーは眠らない』読んで、『復讐はお好き？』も1/3くらいまで読み進めてみたりしました）。

あと、
○SFの名作群の積み残し。
等から派生して読みたい本のリストの拡大が進んだりもしましたので、これは《他方面を多少削ってでも、こちらに時間を割かないとちょっとどうにもならないな》と。
今月あたりからは、意識的にそうしていこうかとも思います。

なお、『ユーザーイリュージョン』は依然としてゆっくり読み進めています。

●舞台関連------落語＆歌舞伎。

先月に引き続き、落語、歌舞伎中心。
詳細は個々の感想で。

●漫画------いつもの通りで。

なんだか毎月、こんな感じです。
こちらも詳細は個々の感想で。

●映画-----少し多め。

ちなみに「陰気で暗そうな作品」は意識的に避けてます。そういう好みですので。
まぁ、そういうわけで『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』が入っていなかったりします。

●その他

直接色々な人に会って話を聴けるのは大変楽しく、刺激になります。
今後、そうした機会を増やしていければいいのですが-------まぁ、例えるならば。定石もろくに憶えていないのにプロ棋士と将棋を指しても、なかなかにせつないものがあるわけで。《棋風は人それぞれ》であっても、その《人それぞれ》はあくまで定石の上に築かれるものですから（言うまでもありませんが、あえて定石を外すのも、定石をとことん認識していてこその技です）。
勿論、それでも《将棋好き》として嬉しくもあれば大いに得るところもあるわけですが、どう考えたって、《定石くらいは知ってた方がもっと楽しいし、実になるよね》と思わないわけにはいきません。

凄まじく手前勝手な発想ですが、各ジャンルにおいて、《自分に比して経験なり知識なり技量なりがあまりに高すぎも低すぎもしない、何らかの《人の輪》にもっと入っていければいいな》とはよく思います。
ただ、そもそもその手のグループに属したこと経験がないということは、基準になるべき《自分のレベル》をろくに把握出来ないということにも繋がってしまっていて。
まぁ、いろいろと厄介ではあります……。

ただ、当然のことですが。
《会いたいと思う相手に会える機会があるなら、素直に会っておけばいいじゃんか》
というのが、シンプルかつ何よりも重要なことですけどね。
別に人生、なにかをひたすら学ぶためだけに生きてるわけじゃありませんから。
ウダウダ考えすぎて動けなくなるよりは、思い切ってある程度やりたいようにやっちゃうのも、それはそれでいいのかもしれません。

《後記》

個々のものに関しても、全体に関しても。
書いた《内容》と《質》については、書けば反省というか愚痴が牛の涎になるだけですのでグダグダ書き過ぎるのは控えます。
まぁ、《直喩、隠喩、オノマトペ、多少凝った類語への置き換えとかを下手に組み込もうと思うたび、頭の中で転がしてさえ出来の酷さにイラついて止める。なので結局、いつまでたっても語彙がド貧困だ》だのなんだの、そりゃあもう色々あるわけですが。
そこらへんは今に始まったことでもない、自分にとっては今更書くまでもない話ですし、他の人が読んで多少なりとも面白い話だとも思えませんから。

で。なんとか前向きっぽいことを書いてみますと。
まぁ、カタチだけでも立ち止まらないようにする《姿勢》については、以前よりはマシ（more better)な傾向なんじゃないかと。
そして、自分はともかく、自分の居る《状況》は相対的に随分マシになったよね、と。

書いたこと、話したこと、返信したこと。
書けなかったこと、話せなかったこと、反応を得られなかったこと。
放っておけば、なんでもかんでもグダグダ自虐的に考えが広がっていくのはもう、しゃーないわけです。
三十年近く一貫してその性格で来たものが、今更どうなるものでもありません。

ただ、《そんなもんに浸っている暇があるなら、関連するもっと面白そうなものに眼を向けたら？》というのが、有り得べき、せめてもの工夫であるわけで。
それに《趣味の領域で何を書こうが誰に何を話そうが、立場も財産も身の安全も脅かされるわけでもなんでもない。更に言っちまえば別に期待されてもなくノルマも責任もない（※）》という《認識》を組み合わせると------なにやら妙に忙しなく賑やかで、確かに疑いなく（少なくとも自分にとっては）楽しくもある《行為》と《状況》が導き出されるわけです。

少なくとも、数ヶ月前と比べて、趣味の領域における現在の状況を、私は歓迎しています。
自分で書き散らしている内容はともかくとして、それを呼び水にして得られる諸々の反応とそこから得られるフィードバックは------主にネットでの付き合い限定とはいえ------質も量もおよそ比較になりません。
その点については、少しは前向きに捉えてもいいんじゃないかな、と思えます。

※一方、何かやったり言ったりすることで立場も財産も地位もモロに危なくなりかねず、（基本的に自主設定とはいえ）ノルマも責任もめいいっぱいあるのが仕事であるわけで。
ただ、仕事における不適切な言動や姿勢なり失敗なりは、はっきり《結果》として出てくれる分、受け止めも割り切りもやりやすいところはあります。
まぁ、そういうわけで。趣味と仕事とは、それぞれ随分趣が違う面白さと怖さがあり、どちらも興味深いものだと思います。