2022TVアニメOP/ED10選
※楽曲だけでなく映像込みで。
1:「想いのち晴れ」/『ヤマノススメ Next Summit』OP
2:「扉を開けてベルを鳴らそう」/『ヤマノススメ Next Summit』ED
3:「ときめきランデヴー」/『まちカドまぞく2丁目』OP
4:「宵加減テトラゴン」/『まちカドまぞく2丁目』ED
5:「青春コンプレックス/『ぼっち・ざ・ろっく!』OP
6:「Distortion!!」「カラカラ」「なにが悪い」/『ぼっち・ざ・ろっく!』ED
7:「祝福」/『機動戦士ガンダム 水星の魔女』OP
8:「KICK BACK」/『チェンソーマン』OP
9:「はじまりのセツナ」/『明日ちゃんのセーラー服』OP
10:「わたしとみんなのうた」/『ルミナスウィッチーズ』ED
【参照用】2022年OP/ED公式映像リンク集
1:「想いのち晴れ」/『ヤマノススメ Next Summit』OP
2:「扉を開けてベルを鳴らそう」/『ヤマノススメ Next Summit』ED
まず絵コンテ・演出=伊礼えりさんの『ヤマノススメ Next Summit』OPが今年一番であることは揺るがないし。
同じく『ヤマノススメ Next Summit』のED、毎回内容が変わる一人作画・吉成鋼劇場が別格であることもまた確かだと思う。
『ヤマノススメ Next Summit』ノンテロップOPhttps://t.co/AfdQiwjZre
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月8日
もう全部好きなんだけど、特に0:57-1:08。5人を送り出す側の主観視点。関わり送り出し、応えつつ送られる様子。キャラクターがその世界に生きているという存在感をこんな見事に出してくる映像、そうそう観れるものじゃない。
「転んだ分強くなって 君の笑顔になって」と最後に歌われもしている通り、転ぶ姿(それでも楽しそうな姿)、笑顔が幾度も印象的に描かれてもいる。
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月8日
『ヤマノススメ Next Summit』OP絵コンテ演出の伊礼えりさん、主観もしくは特定人物に大きく沿った視点で、映る相手との関わりも写し込む巧みさは例えば『明日ちゃんのセーラー服』10話でも強烈に発揮されていたけど、https://t.co/fSN9EID7OZ
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月8日
※連投↑
今回はそれ以上に凄かった。
終わってしまったのでopの作監修でものせときますね…
— ゆーせー (@y1206yusei) 2022年12月21日
まずはみんなの「いってきます」 (掲載許可済)#ヤマノススメ pic.twitter.com/F9CpnqWfXO
『ヤマノススメ Next Summit』OPの作監修、それも「みんなの「いってきます」のところ」つまり、最高のOP映像の中でも最高の場面https://t.co/1jLCpSL6aM
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月21日
だ……。
>RT
ここなchangスマイル……#ヤマノススメ pic.twitter.com/n1vN7hQPub
— ゆーせー (@y1206yusei) 2022年12月21日
おまけ(手)#ヤマノススメ pic.twitter.com/5eZnRJCFHR
— ゆーせー (@y1206yusei) 2022年12月21日
opに関しては自分より格上の人達しかいなかったのですごく勉強になりましたし、光栄でした。
— ゆーせー (@y1206yusei) 2022年12月21日
正直作業時間はかなり厳しいものでしたが、最後の最後は松尾さんと伊礼さんにもTP修手伝って頂いて、納品ギリギリまで皆んなで作りました。
因みにop作業時の記憶はほとんどないです…
3:「ときめきランデヴー」/『まちカドまぞく2丁目』OP
4:「宵加減テトラゴン」/『まちカドまぞく2丁目』ED
『まちカドまぞく2丁目』OP/ED。
OPは冒頭があまりにも好きだし、EDは1期同様、原作者による歌詞と作品の相乗効果がすさまじい。
スタッフトークで明かされた"なぜ(1期から)ED曲作詞は原作者担当になったか"という経緯はなかなかに耳を疑うものでありつつ、面白かった。
『まちカドまぞく2丁目』OP、二人がステッキでカチカチやって(からポーズ取る)部分、めちゃくちゃ良すぎて何度も観たくなる(あと、みかんが箒で飛んでいくところのカメラワーク)。 pic.twitter.com/xXKuga9J8u
— 相楽 (@sagara1) 2022年4月9日
まちカドまぞく2丁目OPのここ、「なんでシャミ子は怒ってるの?」という質問に「監督にもわからない」「文字の指示では「唖然」となっていたのがコンテの画では明らかに怒ってた。「憮然」になってたのかも?」「とにかくよくわからない」
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月9日
そんな……。 pic.twitter.com/t1dU2P0bjN
「まちカドまぞく 2丁目」スタッフトークイベントhttps://t.co/GA9IcYKEti
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月9日
51分過ぎ~の、ED曲作詞を伊藤いづも先生が担当することになった経緯、面白い。
OP/ED制作ポニーキャニオン中村伸一プロデューサーがED曲の作詞家への発注にあたり世界観のキーワードを頂こうと芳文社の土井航洋さん経由で
※中村さん、土井さん共にこのイベントに出演、これは中村さんによる談話
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月9日
依頼したら、「詞」が上がってきたそうな。仲立ちしている土井さんも「意外と具体的なやつがあがってきちゃたんですけど」とか言っていて。で、上がってきたものは中村さんの目からみても
ちゃんと楽曲の詞としてハマったものになっていて。
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月9日
結果、
"作詞を依頼したつもりはなかったが、なんか上がってきてしまったので結果としてそうなった"
ということらしい。
そんなこと、あるんだ……。
5:「青春コンプレックス/『ぼっち・ざ・ろっく!』OP
6:「Distortion!!」「カラカラ」「なにが悪い」/『ぼっち・ざ・ろっく!』ED
『ぼっち・ざ・ろっく!』OP/ED曲(の数々)は作品のOP/ED曲としてもキャラクター(たち)に沿った曲としてもとにかく非常に好きな上に、単純に楽曲としての良さでは他と比べても群を抜いていて。今年聴いた回数ではアニソンの中でダントツになっている。
例えばED曲「Distortion!!」ではhttps://t.co/MNE4WZVZ1x
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月26日
「ギターの弦が揺れるたび
揺るがないものに変わってゆく
指先が硬くなるたび この意志も固くなるの」
とひとりと喜多ちゃんを繋ぐ共通の思いや重ねた努力と時間が歌い上げられていて、すごくいい。とてもいい。#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/uxKY8boNSO
ED曲『Distortion!!』アニメ版EDはhttps://t.co/MNE4X0d23x
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月26日
1番冒頭から歌いだしつつ、サビは1番でなく3番を歌い上げる。
「君の 次の音にエスコート
日々の憂いにディストーション
ひとりの夜 鳴らすコード
君も同じかい?
理想像 追いかけた日々
(続く#ぼっち・ざ・ろく
Fコード 掻き鳴らすんだディストーション
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月26日
ボリュームを振り切るよ」
これってつまり、歌い演奏する喜多ちゃんと作詞とギター(で「次の音にエスコート」)するひとりの足跡と心が歌に重ねられている(「君も同じかい?」)趣旨なのかなー、とも。#ぼっち・ざ・ろっく
一方、「カラカラ」https://t.co/ugQDQ8X8O3
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月1日
はこれ、先だっても書いたけどリョウ→虹夏の曲っぽいよなー、と。
「前借りしてる」「使い切らなくちゃ」「今この時も ダラダラ過ぎる日々も愛して」
いかにも山田リョウを思わせる言葉と表現たちで。#ぼっち・ざ・ろっく
それに「私は影になれる」も。例えばもし後藤ひとりなら「(今は)影のままでもいい(でも抜け出したい)」という感じだろうけど、「影になれる」と積極的にそうであろうとするなら、山田リョウの方じゃないかなー、と。#ぼっち・ざ・ろっく
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月1日
「冷たい夢から 目覚めて痺れる」の「冷たい夢」は4話アバンで示されてた風景、自分たちの個性を見失ったバンドから揉めながら辞め、お気に入りのCDショップは閉店、そこに辞めたバンドのポスターのもう終わったライブのポスターが貼られている……#ぼっち・ざ・ろっく
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月1日
自分の個性のままに居られる場所≒バンドを見つけたと思ったのにそれが終わってしまったということかと思うし。
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月1日
で、「体中が眩しいから」の眩しさも、命も虹夏から「前借り」していたりするのかなー、という。https://t.co/uYflCoTXq6#ぼっち・ざ・ろっく
ぼっち・ざ・ろっく!https://t.co/xJgloqf6Pm
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月22日
28:19~
はまじあき先生
「(「カラカラ」は)これ本当はオープニングになる予定だったんですよね」
(中略)
「オープニングが変わるシステムではなく、候補が何曲があって、一番最初に「カラカラ」が来て、いろいろあって
「青春コンプレックス」になったってだけ」
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月22日
「どっちかというとこれはOP向き、これはED向きとかでそういうので代わったってだけ」
リスアニ!Vol.50 (M-ON! ANNEX 676号)https://t.co/DU6RL1eC9i
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
『ぼっち・ざ・ろっく!』関連インタビュー読んだ。
結束バンドの4人の声優及び「青春コンプレックス」作詞:樋口愛、作曲:音羽-otoha-、編曲:三井律郎へのインタビュー及び、
あと「青春コンプレックス」は「一緒に曲を作ったことがないクリエイター同士で1曲を作」ったものであるらしい。三者三様のぼっち(ちゃん)への共感がいろいろ語られた上で、"高校生のひとり達結束バンドの曲として"それらしく作り上げる工夫などが読みどころ。
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
そして「カラカラ」について。
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
ED曲の編曲も担当した三井律郎さんが(「カラカラ」は)「まさか山田が歌うとは思っていなくて。これを弾きながら歌えるのなら、ベース上手いと言っていいと思います(笑)」と答えていたり。
作詞作曲の中嶋イッキュウさんも「歌詞についてはキャラクターの背景はあまり気にせず、もし結束バンドに歌わせるなら……というテーマをいただいていたので、結束バンドのメンバーと同世代の人たち(結束バンドのファン)のみんなに響くような、
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
若いとき特有のモヤモヤや渦巻く感情の先に希望がある曲にしたいな、というところを意識しました」とコメントされていて。
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
あれだけ山田リョウというキャラクターの良さを体現してるような(?)曲もそういう成り立ちで出来上がってきているんだなあ、という驚きを原作者配信https://t.co/WcYNhB5Wea
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月24日
に続いて改めて感じさせられもした。
7:「祝福」/『機動戦士ガンダム 水星の魔女』OP
『水星の魔女』OP「祝福」は作品のテーマ(と思われる、特に親(を代表とする大人、世界、他者)から押しつけられた呪縛からの脱却、解放)を、どの話数の作品感想でも常に意識させられる鮮やかさで提示してみせていると思う。
なお、OP映像終わり近く。
学園コロニーの外観は色合い及び形状からして、おそらく鳥籠あるいは孵卵器として見立てられる上で、今はまだ微睡んでいて、これから起きて殻を破り生きようとする二人の雛鳥といったイメージなのだろうと思う(ここでのスレッタとミオリネのようなポーズは俗に「百合太極図」と呼ばれたりすることもあるようだ)。
たぬきときつねに意識もってかれそうになるけど髪型はたぶん鳥のイメージだよね。カゴの中の……ってコト!?#水星の魔女 pic.twitter.com/Gabi9NNehH
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年10月7日
「僕らは卵から生まれた少年と言う名の鳥なんだよ。卵は世界だ、生まれようと欲するものは一つの世界を破壊しなければならない。鳥は、神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月7日
(『デミアン』)
リオミネちゃんの温室ドームとか学園コロニーは卵なのかなーとは感じますね。第2クール以降で外へ出る展開はありそう
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年10月7日
アスティカシア学園は外観も孵卵器っぽさありますね pic.twitter.com/DA8TlA83aK
— GiGi (@gigir) 2022年10月7日
形も、白と黄色という色もなんか言われてみれば卵(白身と黄身とか、白い卵と黄色いヒヨコとか)っぽいですねー。
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月7日
ガンダムに限らずロボアニメの基本ルールの一つって言っていい「無力な子供が強大な力に抗うためのロボ」が水星の魔女だと親から押しつけられた抑圧の象徴でもある、というのはかなり面白いなあと思ってます。その上でエアリアルは家族だしグエルは望んで勝負に行くというの込みで
— 一会 (@itie19) 2022年10月17日
おそらくあの学園がまず大きな鳥籠または「卵」であり、更にその中でモビルスーツもまた「卵」なんでしょうね。https://t.co/uaumIGUiPA
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月17日
もちろんデミアンまたはウテナ的な寓意で。#G_witch
「「卵の殻を破らねば、雛鳥は生まれずに死んでいく。雛は我らだ、卵は世界だ。世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく。世界の殻を破壊せよ、世界を革命するために」
(『少女革命ウテナ』)
あくまで見立てレベルの話ではありますが、フラクタルな構造って好きなので楽しいです。
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年10月17日
極端言ったら宇宙そのものも卵に例えられることありますしね笑
まあ大河内一楼シリーズ構成・脚本作品ではフラクタルな見立て……1つの話数あるいは更にその1場面の暗喩的な見立てが、作品全体の構成に対する見立てにもなるという仕掛けが入りがち、カバネリ、プリンセス・プリンシパル、他にも……という話が一部であったりなかったりしますね。
— 相楽 (@sagara1) 2022年10月17日
8:「KICK BACK」/『チェンソーマン』OP
『チェンソーマン』OP曲として「KICK BACK」を作り出してくる米津玄師は本当にすごい人だな、と。
米津玄師「KICK BACK」インタビュー|「チェンソーマン」の“痛快”を 直感と衝動のままに叫び描いてhttps://t.co/nP05GewoxQ
— 相楽 (@sagara1) 2022年11月23日
米津玄師、全幅の信頼に値した上で更にそれを超えてくるすごいやつ。 pic.twitter.com/y4WRSHuvbG
なお、このOP映像及び1話については(他の人の感想の紹介となるけど)こちらのブログが詳しいかと思う。
※関連
9:「はじまりのセツナ」/『明日ちゃんのセーラー服』OP
『明日ちゃんのセーラー服』OP「はじまりのセツナ」は大きな期待(と不安)、そして憧れと共に蝋梅学園中等部に入学してきた明日小路が全身に好奇心と好意を満たして1年3組の皆に接し見つめ。その姿に否応なく関心を惹かれ皆も明日小路を見つめ……。
アイドルに憧れる少女・明日小路は彼女こそがクラスのアイドルのようだったし、彼女を見つめ見つめ返されている内にクラスの皆もまた、輝かしく青春を謳歌するアイドルたちのようになっていく様を見事に歌と映像で描き出していた。
10:「わたしとみんなのうた」/『ルミナスウィッチーズ』ED
『ルミナスウィッチーズ』ED「わたしとみんなのうた」は各話のメインキャラクターの特別イラストが冒頭で描かれ歌唱も担当する趣向が毎回面白くもあった上で。
ルミナスウィッチーズEDは2話以降、各話のメインキャラクターの特別イラストが冒頭で描かれ「わたしとみんなのうた」歌唱も担当するので毎回今度はどんなかな、と楽しいわけだけど。5話のシルヴィとジョー、特に好き。#L_witch pic.twitter.com/TMiqJZAJzF
— 相楽 (@sagara1) 2022年8月5日
ルミナスウィッチーズ5話ED冒頭。シルヴィは白いリボンで髪をまとめ、生まれてこの方「針も持たせてもらえなかった」裁縫道具を脇に置き、ジョーは好きだけどそれじゃ家族を食わせられないと離れていた絵の道具が傍らに。使い魔≒自己を各々しっかり抱えつつ気のおけない友情を結んでいる。 #L_witch pic.twitter.com/vO4xAyPsor
— 相楽 (@sagara1) 2022年8月5日
なお、言わずもがなだけど、1話最後に初めて流れた時からずっと、OPのシルヴィの髪は、5話題名にもなった、ジョーから贈られた白いリボンで飾られている。
— 相楽 (@sagara1) 2022年8月5日
こうして話が進むにつれ描かれているものの意味が豊かになっていくOP映像って良いなと思う。#L_witch pic.twitter.com/A7TP4Ig95S
2,3,4話ED冒頭。
— 相楽 (@sagara1) 2022年8月5日
3話での憧れを灯すようなキャンドルと心≒使い魔がもうべったりくっついているミラーシャ、慕われる先達の顔のアイラ。
4話での古馴染みの親友同士、無防備な幼い表情とくつろいだ姿勢で並ぶアイラとエリー、二人だけで並び歌うドレスと、音楽隊の衣装。
流れも含め楽しい。#L_witch pic.twitter.com/2DFUQEw0Ab
11話サブタイトルが「わたしとみんなのうた」。
ここにおいてジニーことヴァージニア・ロバートソンにとっての「わたし」と「みんな」、そして「わたしとみんな」の意味の変化を前面に打ち出し、ずっとEDに流れていた曲に特別な意味を上乗せしてきたのが見事だった。
ルミナスウィッチーズ11話「わたしとみんなのうた」の「みんな」は隊の仲間たちだけでなく(いや勿論選んだかけがえのない居場所で、EDも全員合唱なんだけどその上で)ジニーたちが音楽を届けてきた世界中の「みんな」であって、その代表/象徴が車内の人々だというの、すごく良いなとも思う。#L_witch pic.twitter.com/LYPUWJUQxb
— 相楽 (@sagara1) 2022年9月18日
「私はみんなを
— 相楽 (@sagara1) 2022年9月18日
もっと好きになる
みんなも私を
そう思えるように
ここにいる意味を探しながら
笑顔だって涙だって
全てを歌って
ららら…わたしと
ららら…みんなと
ららら…わたしと
みんなのうた」#L_witch
ずっと受信を続けてきたジニーが、自分と仲間たちの歌の反響を思いがけずこんなにも受け取ることでようやく、どうしてだか、どうしても(「みんな」より誰よりもまず自分が)好きになれなかった自身を好きになれて、いるべき「ここ」も「ここにいる意味」も見いだせたという……。#L_witch
— 相楽 (@sagara1) 2022年9月18日
『ルミナスウィッチーズ』は話数単位10選で最初に挙げた5話をはじめ、全編にわたり物語の、それを描く上での構成の美しさを見せつけに見せつけ続けてくれた傑作であるところ、ED曲の扱いにおいてもその技の冴えは際立っている。
ただ2022年のOP/ED曲及びOP/ED映像には先に上げた10曲以外に出来としてすごいと思えたり、10選に入れられないのがどうにも惜しい好きなものがまだまだ多くて。
それぞれへの感想は割愛するけど、名前だけでも挙げていってみる。
・「WONDERFUL WORLD」/『ルミナスウィッチーズ』OP
・「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」/『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』2期OP
・「ハートはお手上げ」/『かぐや様は告らせたい』3期ED
・「My Nonfiction」『かぐや様は告らせたい』3期5話ED
・「鳴り響く限り」/『ダンス・ダンス・ダンスール』OP
・「青100色」/『古見さんは、コミュ症です。』2期OP
・「小喋日和」/『古見さんは、コミュ症です。』2期ED
・「かたち」/『メイドインアビス 烈日の黄金郷』OP
・「Baton」/『明日ちゃんのセーラー服』ED
・「風にまかせて」/『明日ちゃんのセーラー服』4話特殊ED「明日ちゃんのなわとび」
・「罪と罰とアングラ」/『風都探偵』ED・「燦々デイズ」/『その着せ替え人形は恋をする』OP
・「Lost Princess」/『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』OP
・「旅立ちの季節」/『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』ED
・「堕天」/『よふかしのうた』OP
・「チキチキバンバン」/『パリピ孔明』OP
・「WE WILL!!」/『ラブライブ!スーパースター!!』2期ED
まぞく2OPの怒りシャミ子わかんない問題のくだり何度見ても楽しくなってしまうw https://t.co/kndGwdJPLm
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年12月23日
「なんで怒ってるのかな?(原作にも特に該当しそうな描写無かったよなー)」と個人的にも思っていたら、まさかそんな事情だったなんて……という話でしたねー。
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月23日
他人の内心はわかんないよな……クリエイターとキャラクターも究極的には他人だもんな……と哲学を感じる逸話です
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年12月23日
我々は、どこぞの知らん子供が適当にそこらへんへ投げ捨てた石ころを見て勝手に美を見いだせるということは忘れてはいけないのである https://t.co/zLFAjlN419
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年12月23日
描かれたものからはすべて意味もしくは無意味の意味が勝手に生成されるけど、それは描いた者の意図や込めた意味があるかどうかとはぜんぜん別問題という訓
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年12月23日
(そこを取り違えると「描かれたものにはすべて描いた者のこめた意味や意図がある」というドグマになる)
・まぞく2丁目OPシャミ子なんで怒ってるの?
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月23日
・まぞくED1期2期とどんな経緯で原作者作詞に?
・ぼざろED「カラカラ」は山田リョウのキャラにすごくあっていると思うけどどういう経緯で?
いずれも作品外の裏話というやつですが、別に描写や経緯はなにもかも理詰めではないよなー、という事例集な観も。
ですねえ。そのうえで、傍証なしに「こういうスタッフの意図に決まってる」とさえ言わなきゃいいことで、「こういう意味を汲み出すことができる」というのはガンガンやってきたいです(それは作品と自分の間の問題なので)
— みやも(大阪府) (@miyamo_7) 2022年12月23日
フィクションの解釈や意味の汲出しって「正解」を当てるゲームではないので、
— 相楽 (@sagara1) 2022年12月23日
「この部分を根拠にこう意味づけた上で、こう解釈するよ」
といった過程の面白さこそをメインと捉えるのが良いだろうなーと常々思います。
自分で提示するにしても、他の人のそれに接するにしても。