市川春子『宝石の国』が大傑作SF漫画であることは重ね重ね、存じ上げてはいましたが。
アニメ版1話観て数分でびっくりしました。あまりにも、びっくりしました。
相沢沙呼さんの「マツリカ」シリーズ最新作、『マツリカ・マトリョシカ』。
ちょっと洒落にならない出来栄えの本格ミステリで青春ミステリで、なんなら最高レベルの「日常の謎」の系譜に連なる作品とも言えるかと思うので。
北村薫作品、米澤穂信作品が好きな人なら読めばほぼほぼ、好きになるのではと思えます。
きっとこれまでの相沢作品の中での最高傑作では、とも。
読了前後の諸々と感想などを少しメモとして残しておきます。
いま唐突に、平成のナントカって二つ名は羨ましいなと思ったけど、どうせそうツイートしたらみんな僕のこと昭和のふともも作家って言うんだろうなって。昭和の、って部分がすごい哀愁漂う。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
僕がただの読者だった時代は、ほんと、日常の謎って、数年経たないと続刊が読めなかったりしてた気がするんだけれど(そもそも作品の数がす少なかったし)、最近は色々なジャンルの刊行点数増えたし、ペースも速いよなぁ。そのペースに追いつけない人間です……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
ただ、まぁ、自分の中で明確な定義はないものの『日常の謎』と『ライトミステリ』や『人の死なないミステリ』って別物だと感じていて、『日常の謎』だと感じられる作品は、まだまだ少ないとは思っています。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
『日常の謎』もきちんと見れば本格なのだけれど、流行の『ライトミステリ』に紛れて埋没してしまった感じがある。それで、今回の『マツリカ・マトリョシカ』では、日常の謎も本格ミステリでしょ? という意気込みで書いたのだけれど……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
ところが、出来上がってみたら、なんか、自分の定義する『日常の謎』から外れてしまった(本末転倒) うん、これは、あんまり、『日常』ではないな……。まぁ、いいか、とは思ってるんだけれど。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
あと今回の密室は、書いているときにわりと自分で手応えがよくわからなくて、「これバレバレじゃない? これバレバレじゃない!?」って色々な人に読んでもらったり(よそさまの編集者殿にも……)、したんだけれど、本格好きの人にも気に入ってもらえたようでなによりです。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
先日もつぶやいたばかりhttps://t.co/KRoAtWLnbaだけど『マツリカ・マトリョシカ』買ってはあるので早く読まないと……
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
で。いわゆる「日常の謎」とは何か、という話題……それですけど……。https://t.co/IFaFTgIGi8
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
5年前のログか……他の方々はともかく、自分の諸々の発言について、内容云々もあるけど、まず「言い方ぁあああ!」って思う所、あるな。
こいつ、ちょっと色々まずいよな……
ともあれ。「『日常の謎』と『ライトミステリ』や『人の死なないミステリ』って別物だと感じていて、『日常の謎』だと感じられる作品は、まだまだ少ない」https://t.co/pX65LkqEfl昭和のふともも作家こと相沢沙呼さんの一連のお話、個人的にもまったくもってその通りだと思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
まとめをざっと拝見しました。この当時に『ライトミステリ』という言葉が出てきていないようなのが、面白いと思いました。自分的には『ライトミステリ』という言葉が生まれたことによって、これまで単純に『日常の謎』と括られていたものが、ライトミステリと分類できるようになったかなと感じました
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年9月28日
恐縮です。なお、さらに恐縮なことに特にここ数年、ミステリ方面をあまり読んだり動向を追えたりしておらず。それこそ「ライトミステリ」といわれるジャンル?や作品群?がどんな風に出てきて、どんな風に読まれ、扱われているのか自分にはおよそ分からないということがあります。すみません。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
ただ、それ以前から「日常の謎」という括り、あるいはその括りを用いての諸々の語られ方にはしばしば。そうした言葉が出てくるきっかけと言われる北村先生の作品を好む立場から、(まとめで書き飛ばしていたように)諸々の違和感等を否めないところは強く。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
おそらくは今もそこら辺の問題(そもそも、これが問題だというのも僕の主観や感覚に過ぎないかもしれませんが)は残ったままなのでは、とはぼんやり思います(先述のようにここ数年、北村先生にも申し訳ないことにミステリ方面をあまり追えておらず本当にぼんやりと、なのですが)。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
ところで、それはそれとして、あるいはその文脈?の上でも。マツリカシリーズ、あるいはそれ以上に酉乃初シリーズが僕は個人的にとても好きhttps://t.co/jdRCSeDKEAです。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
マツリカ・マトリョシカも近いうちに楽しみに読ませて頂こうと思っています。
※二発言引用中略
今後の活躍……といいますか、基本的に出して頂ける本は概ね、一読者としてとても楽しみにしています。『小説の神様』もとても面白かったです。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月28日
以上、返信がなんだか妙に長い連投になってしまい、お目汚し失礼しました。
…………とりあえず読み終えたけど。かなり好きなシリーズではあったけど、ここまでガチ本格で多重解決、意外な犯人、意外な動機、ハウダニットもむちゃくちゃ充実で手掛かり提示も手が込みまくっている上、作家的強み?がある描写とガチ一体化、この犯人とこの探偵(及び名探偵)だからこその着地……
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月30日
えーと……このシリーズ最新作、かなりぶっとんだ出来のような……。最近ミステリ方面あまり追えていないのであまり自信持ってはいえないけど。マツリカ・マトリョシカ、すごい作品なんでは、という感じが読み終えた直後だけどとってもしてる…………。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月30日
今、出先で携帯からしか見れないので他の人の感想とか漁れないけど、日曜夜に帰宅したらちょっといろいろ見て回ってみよう。他の人はこれ、どう読んだんだろ。気になる。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月30日
相沢沙呼「マツリカ・マトリョシカ」読了。シリーズ第三作目で初めての長編。多重解決!密室殺トルソー事件!開かずの間!二年前の事件!すごく本格ミステリでよかったです。電子版なのでページ数がわからず、噂のp.299がどこなのだろうかわかるだろうかと不安でしたが読めば一目瞭然でした。
— こざわ/とひ (@t_aldehyde) 2017年9月29日
相沢沙呼『マツリカ・マトリョシカ』読了。静かな喫茶店で読んでいたので、話題の299ページを見たときはいろいろと堪えるのに必死でした。鍵の件については、ロジックが鮮やかですごかったです。青崎先生が密室パズラーに成功と仰っていたけど、その通りだと思いました。
— 理人@読書・謎解き (@lichten_stein) 2017年9月17日
やはりあれ「噂のp.299」とかそういうものになってるのか。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
あの一文にどう反応すべきか「そうですね」or「うーん」、「そもそもあの一文は置かれるべきか」VS「勿論置かれるべきだろ最高だろ!」とか、まず自分の中で素敵な感想と意見の分裂があるな。>『マツリカ・マトリョシカ』
相沢沙呼『マツリカ・マトリョシカ』(角川書店)読了。廃墟の雑居ビルに住み着いているという謎めいた美女、マツリカに命じられ、高校生の柴山祐希はテニス部の部室を調べていた。施錠されていた美術準備室から、女子テニス部員の盗まれた制服を着せられたトルソーがみつかり、柴山は疑われることに。
— 杉本@むにゅ10号 (@longfish801) 2017年9月9日
マツリカ・マトリョシカ:シリーズ三作目だけど、ここから読んでも大丈夫。後輩の春日麻衣子から、美術準備室では二年前にも生徒が忽然と消えてしまったかのような事件が起きたと聞き知る。章がひとつ進むたびに仮説が提示されるが、密室の壁は崩れない。過去と現在、ふたつの密室をつなぐものとは。
— 杉本@むにゅ10号 (@longfish801) 2017年9月9日
マツリカ・マトリョシカ:若干踏みこんだ話になるけれど、密室の謎を解く経路設計が素晴らしい。被害者が人ではなくトルソーという「日常の謎」ならではの状況を最大限に活かすだけでなく、比較的思いつきやすい仮説がすべて否定された後でどうやって唯一の解に導くか、そこに気を配っているのが良い。
— 杉本@むにゅ10号 (@longfish801) 2017年9月9日
マツリカ・マトリョシカ:観察眼に優れた名探偵だからで済ませず、思考の枠組みは人それぞれだから、ひとりですべてを見渡すことはできないことを示す。それが、過去を乗り越えようと必死な柴山くんのドラマと整合している。青春ミステリにおいて素人探偵をどう描くか、新しい形が示されたと感じた。
— 杉本@むにゅ10号 (@longfish801) 2017年9月9日
【致命的ネタバレ】『マツリカ・マトリョシカ』p.299の三行目を読んで、○○○○○○○○○○○○○○○○○と思いました。 https://t.co/UcLyjxoJiz
— 杉本@むにゅ10号 (@longfish801) 2017年9月9日
致命的過ぎていささかまずい。https://t.co/OB4mhvMmoG
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
「「二回折っただけよ。可愛いでしょう?」
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
彼女は優雅な動きで、くるりと回転した。
短いスカートのぶりーつが遠心力で広がる。思わず、その光景をじっと観察してしまう」
マツリカ・マトリョシカp24。序盤からこの手の描写連発でアマガミやセイレンの世界にも違和感なく溶け込めそう(続く
続き)で実に素敵だった。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
(そうか、この視点人物、作中でも繰り返すようにここまで「紳士」だったか……)と驚きを噛みしめつつ認識を新たにしていたら、まさか終盤でああなるとはね……という、素晴らしい本格ミステリ青春ミステリの傑作だった。#本当に#恐ろしいことに本当なんだ
https://t.co/rWRWTHIm7A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
待って。なんでよりによってそこで変換ミスしてたのか。
「ブリーツ」は普通にカタカナでした。
本当にごめんなさい。
「僕はある重大な事実に気が付いてしまった。あのポケットに目薬が収められていたということは、僕の瞳に落ちた液体は、村木さんの太腿に常に触れ、温められていたということに他ならないのだ……。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
な、なんだろう。ちょっとドキドキしてきた。これはつまり、僕はもう、(続く
続き)彼女の太腿に間接的に触れてしまったと同義なのではないだろうか?」
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
『マツリカ・マトリョシカ』p185
相沢沙呼マツリカシリーズの主な視点人物を務める柴山祐希。元々とても好きでなキャラクター&シリーズだったのが最新作で本当にますます好感度が更に跳ね上がったのだけど。(続く
続き)ごくごく真面目な話、本当にたまらなく好きで諸々共感もできる素晴らしいヤツなのだけど。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
でも、ごめん。
こと、引用したこのp185の描写と感覚は自分もちょっとついていけないかな。本当にごめんな。
強く生きて欲しい。
なお、『マツリカ・マトリョシカ』。ごくごくまっとうな作品を象徴する台詞であり最大の推しポイントは、そのままズバリ帯に引かれていて。Amazonでも版元での作品紹介でもこの帯がない状態の書影置いてるみたいだけど、個人的には帯有で、あるいは帯有も併せて置いた方が良いのでは?と思う。 pic.twitter.com/yAPHXXN5XI
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
相沢沙呼「マツリカ」シリーズ、特に最新作『マツリカ・マトリョシカ』。ちょっと洒落にならない出来栄えの本格ミステリで青春ミステリで、なんなら最高レベルの「日常の謎」の系譜に連なる作品とも言えるかと思うので。北村薫作品、米澤穂信作品が好きな人なら読めばほぼほぼ、好きになるのでは。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
もちろん、『午前零時のサンドリヨン』からの酉乃初シリーズも。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
流れで(?)、再掲。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
米澤穂信『満願』収録全六篇の初出との比較で見えるもの。https://t.co/M2R3o6mCAH
あと、北村薫先生関連ブログ記事も。https://t.co/W3OTii5e0o
このあたりも出しとくかな。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
○米澤穂信過去作品感想をまとめて再掲https://t.co/CEyqCFNXyk
○米澤穂信(編)『世界堂書店』巻頭収録作、ユルスナール「源氏の君の最後の恋」についてhttps://t.co/JAwaozdkXw
今回は、オビも結構拘りました。珍しく、自分でこの台詞を入れてくださいってお願いしたんですよね。この言葉がこの作品のテーマの一つを象徴している気がしました。 https://t.co/uqzxyQ7JSm
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月1日
入れるなら、この台詞しかないという台詞だと思えました。とても好きな帯で、好きな作品です。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月1日
あとはオビとかあらすじとかで、マツリカさんのことが「美少女」ではなく「美女」という形容に変化しています。2巻で年齢を推測する要素が揃ってきたので、少女と書くのはどうなのか、という……。でも少女という可能性ももちろん微レ存。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月1日
当時の野性時代の元担当さんとアイデア出しとかしていたのですが、その担当さんにお子さんが生まれて、「一冊仕上げるより子ども生まれる方が早い!」って焦ってたのに、今年になったらもう一人生まれていて、「一冊仕上げる間に二人も人間が誕生している!!」という驚愕があったのが思い出深いです。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月1日
皆さんご感想ありがとうございます。もっと褒めてくださっても良いのよ!!!!
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月1日
『マツリカ・マトリョシカ』のプロットを作り始めたのは14年の3月くらい。間に小説を書けなかった期間や他の作品の執筆もあったので、厳密に三年も費やしていたわけではないのですが、仕上げるのに時間がかかったのは変わりがなく、読者さんから良い評価を貰えるのは悦びもひとしおです。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月1日
相沢沙呼『マツリカ・マトリョシカ』のホワイダニット……犯人の動機やその在り方と、それを受けての探偵の取った判断と行動について。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
小峰元、東野圭吾の某作品を対照にも置きつつ少し。
※ネタバレ配慮で以下リンク先。 https://t.co/kQu38DtH3p
@sagara1さんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)
傑作『マツリカ・マトリョシカ』について数日前から「これちょっと書いておきたいな」と思えていながら滅茶苦茶忙しくてできていなかったものを一応出せたhttps://t.co/yJxrbs2Jl9ので、ごくごく個人的にちょっとした自己満足を覚えてる。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
10月発売の『太宰治の辞書』(北村薫 創元推理文庫)の、解説をお任せ頂きました。「円紫さんと私」の解説を書く日が来るとは、思いもしなかったことです。お手にとって頂けたら幸いです。
— 米澤穂信 (@honobu_yonezawa) 2017年9月21日
ずっと、ずっと誰よりそれにふさわしいだろうと思えるその作家が、誰より尊敬するその作家のそのシリーズに解説を寄せる日を理想の組み合わせとして夢見て、待ち望んできて。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
正に北村薫の《私》の物語/歴史(イストワール)(「L'histoire-----歴史」(「織部の霊」、『空飛ぶ馬』創元推理文庫版p13))についての、これまで書かれてきた何よりも相応しいに違いない名解説だと実感しつつ読み進めていて。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
でも、まさかその終わり近くに自分の名前が出てくるだなどとは想像すらできなかった。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
僕は夢でも見ているんじゃないかな。とても現実だとは思えない。
※その後、リプライでもお礼を伝えさせて頂きましたがこの日記からは割愛。
愛される主人公を書いてあげたいのに、なんでデビューしたときからいつもボロクソに言われる子しか書いてあげられないのか。不甲斐ない作者ですまんな。君を好きな子もいてくれるんやでと思いつつも、もっと人に気に入られる子にしてあげたかったという思いは強い。欠点なんて要らなかったんや……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月11日
特にサンドリヨンの須川君に関する声とか僕は未だに理解できず、しかし理解できないから駄目なのかなぁと思って悩んでいる。ホームズとワトスンというコンビにおいて、ワトスンがあんなにも役立たずだのホームズに頼りすぎだのと叩かれるとは、微塵も想像していなかったのである。不思議だ。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月11日
問題を放ったまま書き出すのが怖いのかなぁ。最近は男の子ばかり書いていたから、女の子の主人公を書きたい意欲が高まっている気もする。僕の書く女の子に対してはみんな優しいんだよな。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月11日
僕は、とても好きです。キャラクターの「欠点」と言われがちなものは、切り離し得ない掛け替えのない美点でもあるかと思います。https://t.co/yJxrbs2Jl9
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
あっ、あっ、あっ……。犯人の動機面についてはものすごく悩んで書いたので、読み込んで下さって嬉しいです……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月11日
Amazonで好評在庫切れ中の『マツリカ・マトリョシカ』の入荷予定日は10/17らしいですよ!!! 「青春学園ミステリ+二つの密室の本格ミステリ」、今回は自信作です。是非ともよろしくお願いします。https://t.co/jOdwYsokv8
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月12日
本当にマツリカシリーズはね、一回も重版したことないから、今回起死回生を願って入魂の一作にしたんですよ。本当に、それだけの価値のある青春小説であり、日常の謎であり、本格ミステリだと思っているんだけれど……。なんか、駄目だね、毎回……。どうしたらいいかね本当に……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月12日
『マツリカ・マトリョシカ』。端的に相沢沙呼さんの(これまでの所の)最高傑作なんでは?とhttps://t.co/uo7cJEfJlP普通に思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
『マツリカ・マトリョシカ』についてここまで触れていなかった事を一つ書き加えると。「神の如き名探偵」の思いや想像や手の届かない所に、探偵であり名探偵のワトソンであり下僕、柴犬である彼がどう向き合ったか、それが名探偵にどんな意味があったか/思いを抱かせたかも大きな大きな見所かと思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
なんとなくぼんやりこちらの拙い(特に後半に酷いところがある)まとめhttps://t.co/IFaFTgIGi8 読み直したりしてたけど。そこで触れることができていなかった点が多数ある中、例えば、(続く
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
続き)『空飛ぶ馬』収録「砂糖合戦」あたりにはホワイダニットとして単に謎とその解決がワトソン/探偵含む当事者たちの心や在り方に何をもたらすか、ということに加え、そのテーマとある種の遊戯(ゲーム)性の見事な結合とでもいうべきものが見て取り得て。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
続き)そこにおいて米澤穂信「シャルロットだけはぼくのもの」などは正にその系譜に連なる大傑作かと思える所。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
デビュー作『午前零時のサンドリヨン』文庫版村上貴史による傑作解説にある通り相沢沙呼作品は手品/マジックという独自の強みをミステリと結びつける強烈な個性特長を持ち続けてるので、
続き)相沢沙呼作品は例えばその系譜においては全般的にいつも強みを持っているかと思えて。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
それは『マツリカ・マトリョシカ』でも遺憾なく発揮されているところかと思う(あと、心理誘導による罠や盲点といったものの描き方とか、物理的トリックの数々の面白さにおいても)。
今年の鮎川賞受賞作『屍人荘の殺人』面白そうだな〜〜。いま献本を頂いたのだけれど、仕事を切り上げて読みたい……。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月10日
誘惑に勝てなかった。あー、はい、面白い。これは面白い(白目)
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月10日
やばかったわ。こういうの読みたかったのよ。面白くて死んだ。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月10日
仕事しよう(圧倒的敗北感)
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月10日
刺激をうけたので朝から仕事するぞー(いつまで持つかな?)
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月10日
歴代受賞作に面白い作品がずらりと並ぶ鮎川哲也賞の中でも個人的に第3回受賞『ななつのこ』第19回『午前零時のサンドリヨン』がとても好きなので、ぜひ読んでもらえると、とぼんやり思った。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月10日
あと選考委員/選評も素晴らしい賞で。なんせ19回(09年)以降はずっと北村薫先生がその一員……。
某話題作を読んでいる。p216。クローズド・サークルでの連続殺人(とみられる事態)の後。宿泊者たちの一人が、
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
「くそったれ! お前らみたいな殺人者の集まりと一緒にいられるか!」
と叫んで自室のある上階へと一目散に駆けていったので「おお!!」と感激の声が漏れている。
今村昌弘『屍人荘の殺人』読み終えた……なるほど、なんかすごい傑作では。なによりまず、めちゃくちゃ面白い。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
ただ、いわゆるネタバレにならないように感想書くの、結構難しくないですか。なので諸々少し保留。
でもこの話題作、ただただ、まずはお勧めです。
今村昌弘「屍人荘の殺人」読了。ミステリ愛好会の明智と葉村は事件を求め、脅迫状が届くなど不穏な映研の合宿に参加するが、事態はまさかの展開へ。実にたぎるクローズドサークル。伏線を全回収して多くのハウ・ホワイが解けていく様にミステリの醍醐味が全部詰まっていて快感。口角が上がりっぱなし。
— @<^っ)まど (@jp02449) 2017年10月20日
「屍人荘の殺人」ネタバレ感想
— @<^っ)まど (@jp02449) 2017年10月20日
完全ネタバレ感想です。読了済みの人しか読んじゃだめ。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ https://t.co/T0gZSgym0I
『屍人荘の殺人』、ここら辺https://t.co/SYhdfGj8EVに加え例えば○○○○○○○も充実かな、と。例えば○○○○○○○○○とか○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○(勿論、後に別の形で活かされた)かと。 https://t.co/KIny8DOptv
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
ちらほら『屍人荘の殺人』の感想を見かけるようになってきたけれど、「面白い」しか感想を書けなかった僕を赦してください……。ネタバレしないで感想を書く頭がなかったようだ。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月17日
『屍人荘の殺人』の○○○○○○○、まだ読んだばかりなので見落とし無数にありまくると思いますが。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
例えばp187○○についてのあれこれもそうだと思いますよ。https://t.co/nX6h3Uag2C
具体的には(リンク先に続く https://t.co/0Wp7prFYE5
なるほどそうか、それはそういうアレともとれるのか(ネタバレです) https://t.co/1D0bUgcFT3
— @<^っ)まど (@jp02449) 2017年10月21日
『屍人荘の殺人』、語り手役のなんというか名付けというかラベリングというか、ある種のネーミングセンス、ユーモア感覚、とても好き。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
そして○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○も。そしてそれは(リンク先に続く https://t.co/yPdMxIQeVs
鮎川哲也賞選考で加納朋子さんが触れ、著者も触れられたことに感謝してるp75-76の話ですね。https://t.co/YhMGgc2pi4
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
で、『屍人荘の殺人』が更にすごいのは、それでもってそういう名付け方は(リンク先に続く https://t.co/B72EbocyXs
屍人荘の殺人、何が良いって途中で登場人物が「この人の名前はこういう語呂合わせっぽいよねー」みたいなノリで露骨に名前覚えタイム設けてくれるところだよ。
— 小雪 (@Syousetsu_K) 2017年10月16日
いやー、登場人物多くて覚えられないから推理は無理かなーとかいう言い訳はさせてくれないからな。
北村薫先生も絶賛の鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』、読み終えた直後の勢いでまだネタバレ感想(ふせったー使って)連打していきたい気持ちもあるけど。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
『太宰治の辞書』刊行記念北村薫先生×穂村弘先生トーク&サイン会の時間が近づいているので、そろそろ準備して出かけないと。
はい。 pic.twitter.com/TBioDGWDmn
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
イベントで 真後ろの席 穂信さん
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
終了直後気づいてびっくりした…………
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
「あ、これはどうにか改めて一言お礼言わないと……」で頭がいっぱいで(言及云々よりなにより、ずっとこういう解説をこそ読みたかった)、なんとか言えたはいいものの、思い返すと立っている相手に座ったまま話してた……ありえないのでは……まったくそこまで意識が回らなかった……うーん……
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
この機会を逃して良いのか、いや、良くない、との自問自答の後。一北村ファンとしても来場されていているのだろうから、その立場でもサインと会話を終えられれるまでは遠慮して……と謎の自主基準立てた後、やりとりも図々しくすこし離れた椅子で聞き耳立てた後、読んだ瞬間から気になっていた、
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
千反田えるの本棚、伊原摩耶花の本棚についてすこしだけ、しかし勿論全てが面白くてたまらない疑問点へのご回答や諸々を直接伺うことも出来て。いろいろ申し訳なくもあったけど、あまりに有意義な時間だった。タイムアップで福部里志の本棚については伺えなかったけどそこら辺はいいだせばキリがない。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
携帯からというのもあれば諸々動揺もあって、誤字脱字祭りにもなっているな……でもまあ、そんなことはどうでもいい。最高のイベントだった。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
●『米澤穂信と古典部』より古典部四人の本棚についてあれこれ。https://t.co/TtiD8h2Zvx
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月20日
折木奉太郎の本棚、千反田えるの本棚、伊原摩耶花の本棚、福部里志の本棚についてのあれやこれやです。
屍人荘の殺人の話がしたいんだが……
— 宮内悠介 (@chocolatechnica) 2017年10月26日
リプライツリーが賑やかだ……>RT
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月26日
今日は鮎川賞なので、屍人荘の殺人面白いよね〜、という話をするフリをしつつ、『マツリカ・マトリョシカ』も面白い密室モノですよ〜、と布教する作戦でいきます。
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月27日
みんなもぜひ屍人荘をススメるついでにマトリョシカも布教してください(ひどい)
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月27日
それはつまり、例えばこんな感じですか?https://t.co/aNuooHYIph
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月27日
(少し前に上げたブログ記事ですが、さきほど『屍人荘の殺人』関連も付け加えました)
ありがたいですが僕のツイートばかりで恥ずかしい!!!
— 相沢沙呼@『マツリカ・マトリョシカ』発売 (@sakomoko) 2017年10月27日
特にそうしようと思ってそうなったわけではないのですが、後から眺めてみると「日常の謎」及び鮎川哲也賞絡みの一連の話……と見て取れなくもない話になりました。とはいえ話題があちこちに飛んで散漫ではありますが……。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月27日
ともあれ、『マツリカ・マトリョシカ』、本当に傑作だと思います。こうした作品を読むことが出来て読者として嬉しいです。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月27日
あまりにも面白い作品がそろい踏みしていたので、ブログ記事にまとめて各作品感想を置いてみることにしました。
以下の作品について触れています。
【新規】
□魔法使いの嫁
□Just Because!
□つうかあ
□アイドルマスターSideM
□少女終末旅行
□Dies irae
□血界戦線&BEYOND
□このはな綺譚
□キノの旅
□妹さえいればいい
【継続2期1話】
□ボールルームへようこそ
□Fate Apocrypha(アポクリファ)
初監督作『四月は君の嘘』で「アニメで音楽をどう描くか」について(同じノイタミナ枠の『坂道のアポロン』ともまた異なる)野心的な試みに挑み、見事に奏功させ。
※『四月は君の嘘』感想まとめあまりにも優れた内容のみならず商業的にもヒットさせたイシグロキョウヘイ監督が、連載中の現時点でファンタジー/SF/ミステリーの大傑作確定済みの原作をアニメ化した大注目作です。
前期ではプリンセス・プリンシパルに対してそうしたように。
※『プリンセス・プリンシパル』感想まとめ
今期は東京では奇しくも同じ時間の法則枠となったこの作品に毎週、じっくり付き合っていきたいと思います。
毎週のあれやこれやについてはこちらに随時、まとめていく予定です。
『クジラの子らは砂上に歌う』感想まとめ
□宝石の国
少なくとも今期において、断トツで凄い作品だと個人的には思います。
今期にとどまらず、あまりに美しく、愉しく、面白く。
そして作品的にも技術的にも制作体制等々多方面の諸々において、エポックメイキングなアニメだと思えます。
アニメーションとしてどのように翻案して描くか。
動画(アニメーション)としてどう見せるか。
それを非常に素晴らしく見せてくれる……そして、このアニメを観ていると原作も一層好きになっていく。そんな作品です。
いっそ凝り過ぎていると思えてしまうくらい、諸々の工夫を端から端まで詰め込んだ佳作だと思います。
□つうかあ
まどマギ放映以来のtwitter上の知人がガンギマリの覚悟を示す特攻服を受け取り怒りの日に備えている光景を観て、彼の為にもどうかDies iraeアニメ版傑作となって欲しいと思えた。
— 相楽 (@sagara1) 2017年9月15日
「どうか聞き届けてほしい 世界は穏やかに安らげる日々を願っている」
「新世界へ 語れ超越の物語」
Dies irae 0話「黎明」観た。いいぞいいぞいいぞ。ひったすら割り切って原作プレイ済みの人へのサービス精神に満ち溢れてる。最高。予想よりずっとずっと良かった。これはいいや。0話だから?そうしたのかもしれないけど、個人的にはこのまま突っ走って欲しい。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
特に一切なにか具体的に誰か(って誰だ?)に向けて説明する必要を感じなくもあるので、ひたすら毎週愉しんでいきたい。正に愉悦だなー、とも。うん。これはいいや。素晴らしい。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
くそ、少し検索してみたらどうやらDies irae、1話以降は0話みたいな「これが初Dies iraeな視聴者?知らんな。これはファンディスクならぬファン番組なのだ」と言わんばかりの態度は取らないらしいよ、ということなのか。残念だ。それは本当に残念だ……。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
Dies iraeのコアなファン(信者?)がそんなに怖い人たちであるわけがないでしょう。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
例えばこの写真を観るだけでも、あまりにも明らかではないでしょうか?https://t.co/Meu338o9xd#diesirae_A
というわけでdies irae試写会行って参りました。左から二番目が僕です。遠野九重です。 pic.twitter.com/bvOvm117C4
— 遠野九重 (@Six315) 2017年10月1日
ごくごくごくごく個人的には極端な話、「海は幅広く 無限に広がって流れ出すもの 水底の輝きこそが永久不変(以下略)」の場面さえ文句なくいい感じに画もやってくれるなら他は何やら色々「大変なんだろうな」という部分が目立とうがなんだろうが別にそれはそれでいいです。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
いや、そりゃあ勿論かわいいかわいいルサルカさんを、たとえば(どのルート辿るのか知らないけど)シュライバーにアレしてナニされるところのかわいさとかも含めてかわいく描いて欲しいな、そうなるととってもとっても嬉しいな、とかそういうのは無数にありはするけれども。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
Dies irae1話観てる。病院出た蓮に香純が遠くから声掛けつつ近づく場面。例えばヘッドホンで聞くと距離感をちゃんと示すよう調整してくれていることが多い昨今の音響演出に馴れてると、そこまでコスト掛けられなかったんだろうな、という有様がかえって新鮮かも……#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月13日
Dies irae1話観た。ギロチンソングhttps://t.co/KoNRoal46Sが愉しかったので+1万点。満足。ごく個人的に。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月13日
明日は深夜25:05~アニメ『Dies irae』1話ですよ~❕ここからがストーリーです❕✨黄昏の女神…マリィ出ます✨楽しみだ~✨そしてもうすぐ13日を迎えてしまう永遠の19歳w❕日付は変わるけど深夜にマリィの初登場という記念になるバースデーで嬉しい✨#diesirae_A
— 榊原ゆい (@YuiSakakibara) 2017年10月12日
「血 血 血 血が欲しい ギロチンに注ごう 飲み物を ギロチンの渇きを癒すため
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
欲しいのは 血 血 血 」
>RT#diesirae_A#声に出して読みたい日本語
ちなみに先掲の自己引用RT発言先の時刻(=放送前)観ても分かる通り、原作時点からギロチンソング本当に愉しみにしてた。ただし、こんな風に歌になってるとは思わなかった。読み/詠みあげるものだとばっかり。愉しい。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月13日
音とか画とかそりゃあ諸々引っ掛かるところもあるだろうとは思うけど、全体としてすごくちゃんと「Dies iraeのアニメ」になってるから、つまりは概ね素晴らしいことなんでは?と大体そのように思ってたりする。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月13日
玲愛先輩もルサルカさんも大変かわいらしかったし。#diesirae_A
Dies irae2話。ルサルカさん、そこはもっとぐぐっと更に前傾して下から、んーっ?って見上げてきてくれないと……とちょっと思った。いや、でも、玲愛先輩ともども、大変かわいらしくてよかった。#diesirae_a pic.twitter.com/aM72UOpFDe
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月20日
名前出た! #diesirae_A pic.twitter.com/ruHv8imTe1
— 遠野九重 (@Six315) 2017年10月20日
最後にめちゃくちゃデカく出てきたの見て、笑い……もとい、びっくりしました。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月20日
おめでとうございます。
Dies irae3話。ゲラゲラ笑いながら観れて愉しい。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月29日
ネト充のススメ3話。スーパー能登麻美子劇場は続くよ、今回も、きっとこれからも。そして前も書いたけど結構普通に映像演出としてよく出来てるよね……?
十二大戦4話。お前……死ぬのか……?と思ったら、それはまだなんだ。おー。
というか、Dies irae4話、なんでこの場面、削られてたんだろ。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月4日
普通にあまりにも削ってはいけない箇所のような。
まあ、全体の流れの中で?なにか事情が?あった/これから明らかになったりするのかも???https://t.co/zEwvH5miKU#diesirae_A
やっぱここのくだり欲しかったですなぁ❓ #diesirae_A pic.twitter.com/6zlrTssAtB
— ウルズ (@7zurw_777s) 2017年11月3日
Dies irae4話。たとえばアニメでもいちいち(今はずっと高みにいるのだと演出として示すべく)高い所に陣取ってポーズもしっかりキメた上でレクチャーやってくれる櫻井螢というトンチキな画やシチュエーション、結構好きだったりする。それはそれで愉しい。#diesirae_A pic.twitter.com/hvtAvkfD6W
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月4日
ただ、例えばED曲「オペラ」CMで「妙(みょう)なる調べ」とか言ってたのは明らかにわざと(「たえなる」でなく)だろうしそういうアレなノリ、やっぱり嫌いじゃないというか結構好きだよ。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月4日
Dies irae5話、愉しい。ギロチン処刑を観るのが人生唯一の愉しみだから夫に不在の処刑人の変わりに義務を果たしてと懇願する臨月の妻。処刑と共に生まれ落ちた子ども。初めて喋った言葉が皆が唄っていた「血 血 血 血が欲しい ギロチンに注ごう 飲み物を ギロチンの渇きを癒すため」。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月10日
人に触ると首が爆ぜ落ちる魔性の子。その子に運命を見出し惚れ込むクソ魔術師。素敵だ。改めて観ると実に素敵だ(マリーの出生エピソードってこんな形で原作であったっけ?ともあれ、面白かった)#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月10日
前もはっきり書いたけど。https://t.co/boOdfm1XFz
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月10日
揶揄とか皮肉とかでなく。アニメ版でまさかの合唱になってたギロチンソング、本当に凄く好きで気に入ってるからな。原作ファンとしても。
「血血血 血が欲しい ギロチンに注ごう飲み物を ギロチンの渇きを癒すため 欲しいのは 血血血」#diesirae_A
Dies irae6話「黄金の獣」。多分画とかも色々頑張ってそうな感じだけど割合中途半端な感じで観ていてちょっと切ない。例えばカーチェイス(バイクだけど)とか、十分にかっこよく描くにはリソース足りてないの明白なんだから正面から描かずなんか工夫して逃げたりしても良いのではと思う。#diesirae_A
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月18日
昨晩、血界戦線&BEYOND1話も観たんですが、とても愉しかったです。これからも楽しみ。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月10日
EDの最後で光へ進むライブラを見つめる誰か、目線の高さが車椅子のそれなのでは…
— はぶちえ (@Reverie0207) 2017年10月15日
あの、あと、一期のEDでそのセピア色のレオナルド・ウォッチの悔恨は原作者が何ら指定をしていない、松本理恵の頭から出てきたものなんですけど、恐らくレオナルド・ウォッチが義眼を付与された直後、ミシェーラ・ウォッチが視力を失ったその瞬間のカットが今回のEDにあるの無理では…………
— ななまるナンダー🍎🔫 (@nanamaru) 2017年10月15日
これだって、このミシェーラ・ウォッチの表情、おそらく「自分が取った行動によりこの後兄が取るであろう行動」を想定し、実際あの一期EDでレオナルド・ウォッチの悔恨が見られるわけだけど、あれを想定した"赦し"の顔でしょこれ…………。
— ななまるナンダー🍎🔫 (@nanamaru) 2017年10月15日
てことは、あの流れ星、神々の義眼じゃないですか……ミシェーラ・ウォッチの目を経由して、レオナルド・ウォッチに託される……だから、「君の光を頼りに」とか出てきちゃうのか……
— 赤羽 (@akabane55) 2017年10月15日
えーーーーー、てことはもう一期の時からこの構図が……あったってことじゃないですか……凡百な私はまったく知り得ない光景なので、この映像を踏まえた上で「Hello,world!」見たら、景色がまたしても変わってしまうのですが????
— 赤羽 (@akabane55) 2017年10月15日
血界戦線2期2話、今日の早朝大阪に居たので東京より1日早く録画観て。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月15日
本編が1話以上に愉しくて、なんというか「良いボンズ」だな、1期に比べて良くも悪くも「丸く」なった観あるけど……あれ、おい、このED、ヤバすぎるのではちょっと待って、あ、クレジット、とか、ぼんやり思ってた。
で、詳細は(さっきRTした通り)なんというか信頼すべきというか熱狂的な筋がじゃんじゃか語ってるので、なんか以降も含めてこの作品についてはそっちに全面的に任せれば(?)いい話だよな、ともぼんやり思った。#血界戦線
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月15日
デレ劇、お酒は夫婦になってから、このはな綺譚と続けて録画観ると。とても和んだけど、なんか和みの過剰摂取という気はしないでもない。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月26日
で、その後に血界戦線観たらスティーブンのパーティーの回だった。うんうん、原作から素晴らしい挿話だったね。なんか流れ的にいきなり凍り付いたけど。色々と。
血界戦線二期第4話「人狼大作戦(チェイン・ポッシブル)」。チェインさんがかっこよくて凄味があってかわいらしい回でした。良かったです。はい。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月3日
血界戦線2期第5話「とある執事の電撃作戦(ブリッツクリーグ)」。ギルベルト回(負傷したギルベルトさん、サポートに送り込まれたラインヘルツ家の若きコンバットバトラー、そして……)。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月7日
原作の愉しさを能く翻案した、手堅く愉しい作品だとこの挿話についても過去話同様に思えた。#血界戦線
『血界戦線』2期5話、クラウスがネクタイを緩める仕草の作画、これは相当の「手練れ」の人が描いてるやつだ。カメラの前を毎コマ別角度で通り過ぎる手指のゴツゴツ感、結び目を滑る人差し指の動きなど、迫力と色気のある傑作カットに仕上がっている pic.twitter.com/JalivcoSdM
— ヒグチ (@yokoline) 2017年11月5日
このはな綺譚1話録画観た。ひたすら、ひたすら、ただただ、かわいかった。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
なお、シリーズ構成&1話脚本吉岡たかをさんは相変わらず芸域どこまで広いんだろうなhttps://t.co/FN9VpoCgN7ともぼんやり思った。
そういえば梅津泰臣原作・総監督・キャラクターデザインのアニメ『MEZZO -メゾ-』シリーズ構成も、今期は『四月は君の嘘』と『新妹魔王の契約者』のそれを同時にこなしている「色のない脚本家」https://t.co/giAjOSoh7C吉岡たかをさんなんだよな。つくづく、凄い人だ。
— 相楽 (@sagara1) 2015年1月31日
このはな綺譚。1話そしてこの2話と観ればあまりにも明らかな通り、話も構成もすごくちゃんとしてるし(吉岡たかをシリーズ構成&脚本だからね)、美術も特にここぞという場面では華やかで良いし、キャラクターかわいいしで、なんだかんだ見応えある作品だよな……とぼんやり思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
このはな綺譚3話。とてもかわいい。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
相撲か。プリンセス・プリンシパル……#今はそれ関係ないだろ
お酒は夫婦になってから3話。
とてもかわいい。砂吐く。
アニメガタリズ2話。
1話観てないのでちょっとアレなんだけど、なるほどアニメ語りしてた。
『このはな綺譚』第五話「梅雨送りし」。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月3日
こういう見せ場https://t.co/vHDX8d5IB7が毎回、とてもとても綺麗で、そこまでの積み上げも丁寧で。
濃厚な百合が云々だけでなく、そういう見所もすごくしっかりしている作品だと思う。#konohana #このはな綺譚
モノトーンからの虹!#konohana #このはな綺譚 pic.twitter.com/pLfIF5lgRO
— シリュウ@秋のすがた:モーメントも見て下 (@night_ban5683) 2017年11月1日
このはな綺譚第六話「此花亭怪談」観た。夏の怪談と合わせ、柚が比丘尼に拾われ育てられ、此花亭に来るまでの回想が語られる。こうした弟子の旅立ちと師からの餞といった展開を目にすると(諸々異なっても)傑作の中の傑作場面、『ARIA』の「ありがとう 私の遥かなる蒼」が思い出されたりもするなー。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月8日
『業を煮詰めきって自分を見失い、他人の顔形をコピーすることしかできなくなった亡霊が、高僧・八百比丘尼の薫陶を受けた柚に因果を語り、感情を整理して成仏する』という今週のこのはな綺譚、構造としてはかなりオーソドックスな夢幻能なのだな。狙ってやってんのかな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月11日
(たぶんきっと)狙ってやってるんでは?>RT
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月11日
このはな綺譚 第七話「夏祭りの夜」。二話の桜開花、五話の(モノトーンからの)虹、そしてこの七話の花火。見せ場の美術、美しく華やかに、とても良い感じだなー。 #このはな綺譚
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月16日
ブログ更新https://t.co/DyGgJ9hucS
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月15日
このはな綺譚:第7話『夏祭りの夜』感想ツイートまとめ
Bパートは蓮が思う存分、ネトネト重力源としての威力を発揮し、イケメン相手に空回りしたと思ったらスッと心に踏み込まれてズブズブ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月15日
擦れて痛い指の股、肌と肌の触れ合う肩車、高く高く絶頂し弾ける花火。露骨な暗喩の多い話であった…Aパートの説話っぽさを、少しは見習え。
なんというか確かに描写としてその通りだと思えてしまうんだけど、その通りに露骨に感想として書く気にはなれなかったなとぼんやり思った。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月16日
ああ、美しかったね……で流しておきたいな、みたいな?
>RT#このはな綺譚
□キノの旅
『キノの旅』1話観た。キノ、可憐。キノ、かわいい。で、良い感じのスタッフが作ったとっても良い感じの作品で楽しい。ただ、すごくしっかり出来ていてこの話だから、ちょっと「しんどい」所もある。例えば『18if』8話だとアレはその意味で「ちょっと」どころではなく「しんどい」。そんな感じ。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月9日
以前も書いたけど。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月23日
『キノの旅』OP、マグリットだったりエッシャー「昼と夜」(どちらも参考にこの発言のリプライに添付)だったり、あるいはほかにもいろいろだったりするのかな。 pic.twitter.com/i8RcGVEIFj
続き)マグリット「空の鳥」とエッシャー「昼と夜」。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月23日
「昼と夜」は『グラスリップ』https://t.co/QktKdR9lMJで非常に効果的に使われてもいた。#キノの旅 pic.twitter.com/MNH4h9PRrd
プリンセス・プリンシパルGOMのフレンドな人のプロフィール欄で「キノの旅5話見て!!」と熱烈に推してる人いたけど、そうだね、確かにあの作品だと今の所5話が一番良かったかな(4話あるいは最新6話をより好む人もそれなりにいそうかとも思えつつ)とぼんやり思えたりもした。 pic.twitter.com/tKnnzKUvzj
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月11日
「お酒は夫婦になってから」。5分アニメ。和む。和んだ。とても良い。毎週観よう。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
個人的にはアルコールに弱く、まったく飲めないわけではないけどすぐ悪酔いし二日酔いもきつい為に、酒はほぼ飲まないのだけど。
ともあれこのアニメは愉しいし、裏サンデーの「たくのみ」なんかも楽しく読んでる。
『お酒は夫婦になってから』2話で存分に砂吐いたあと(1話に続き大変楽しかった)。シンデレラ劇場15話みた結果、鷺沢さんを通じ<積み本がいつまでも減らないのは仕方ないよね>というあまりにも馴染んだ常識を再確認させられた。https://t.co/i0zLydr4hK
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
僕は積み本なんかに負けない……負けないからな……止まるんじゃねえぞ……。 pic.twitter.com/pRieALt5VT
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
□十二大戦
そういえば『十二大戦』1話ぼんやり観たのだけど。まあ、そうなるよね、という展開に思え……そして、そうなった。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月8日
で、ものすごーーーく雑な(なんならクソ風味のある)雰囲気?語り感想なので読み飛ばしてほしいのだけど、ちょっと良く出来た『ケイオスドラゴン』という観が。ただ、
続き)ただ、そこら辺(?)好きな人だったら性に合いそう、楽しめそう?とは思った。#十二大戦
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月8日
『十二大戦』2話をのんびり観たところで、もういい加減寝よう。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
そりゃこんな恥ずかしい格好の皆様だし都市の人間誰もいなくしないと道歩けないよね #十二大戦 #12taisen
— ひこる (@hikol) 2017年10月12日
でも前回優勝者の猪さんはあのかっこうのままあえて大都市で戦うことを選んだ(それで地の利を活かして勝った)っぽいこと2話内で言われてましたよ。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
きっと、いろいろな意味で何ごとにも揺るがぬ強い精神力の持ち主だったんですね。#十二大戦
☑Fateで見た
— ひこる (@hikol) 2017年10月12日
#十二大戦 #12taisen pic.twitter.com/tDwmfJPdZF
最強の阻止力を誇る自動改札さん #十二大戦 #12taisen
— ひこる (@hikol) 2017年10月12日
思考が「ちょっとイッちゃってる」レベルにとどまる小物からどんどん死んでいく
— ひこる (@hikol) 2017年10月12日
#十二大戦 #12taisen
おクスリ盛られた酉さんこれ完全に産卵の体勢なんだよな #十二大戦 #12taisen pic.twitter.com/oAYPxnKHr2
— ひこる (@hikol) 2017年10月12日
十二大戦3話。ああ、今回はこの子が……という誰もが予想できる展開には大筋沿いつつ結構好きな過去語り、そして現在の心の揺れの描き方だった。「あの秘薬が、私のステータスだけでなくメンタルまで引き上げてしまった。だから……」少し良かった。最後の命令と後始末も。高橋龍也脚本回。なるほど。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月20日
十二大戦5話「羊の皮をかぶった狼」。なんかキャラクターたちの設定語りと過去語りがダラダラと長かった。ぼんやり眺めてた。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月3日
十二大戦6話観た。言ってはなんだけど、全体にダルく思えてしまう回が時折あるよな、とぼんやり思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月10日
ネト充のススメ2話。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
1話観てないので色々(多分こうなんだろな)で補いつつ。
「能登かわいいよ能登」があまりにも具現化されている作品だと言う事はなんとなくわかった。それは素晴らしい。とても素晴らしいことだ。
あと、なんとなくの印象よりこれきっと、諸々結構ちゃんとした作品だな……?
Dies irae3話。ゲラゲラ笑いながら観れて愉しい。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月29日
ネト充のススメ3話。スーパー能登麻美子劇場は続くよ、今回も、きっとこれからも。そして前も書いたけど結構普通に映像演出としてよく出来てるよね……?
十二大戦4話。お前……死ぬのか……?と思ったら、それはまだなんだ。おー。
「何もかわいくないのでほんっとすみません!ほんと勘弁してやってください」 ←かわいい…… #ネト充のススメ #netoju_anime pic.twitter.com/Vxx8xul7xe
— ひこる (@hikol) 2017年11月13日
そういえばEDは変わったけどOPどうなるんだろなー来週手が入るかな #ネト充のススメ #netoju_anime
— ひこる (@hikol) 2017年11月13日
アイキャッチのモリモリさんがアルスラーン姫殿下に見えてしまったからもうだめだ… #ネト充のススメ #netoju_anime pic.twitter.com/P9rHEQnhZz
— ひこる (@hikol) 2017年11月13日
モリモリさんかわいくなってこのまま実質リア充のススメに突入するのかもしれないが、不摂生なモリモリさんをもう見れないとしたら寂しさしかないな…。いやリアルで痛い目見て再びみたいなのはあるだろうか #ネト充のススメ #netoju_anime
— ひこる (@hikol) 2017年11月13日
ネト充のススメ。能登麻美子さんが自尊心ガチ低め&基礎スペックは外見も仕事も高いというバランスの上で、服装や外見の手入れめちゃサボりニート&ネナベキャラでネトゲーにドはまり毎日が楽しいアラサー生活で喋りまくるという感謝するしかない流れが、一気に諸々の「社会復帰」始まった観があって、
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月14日
続き)それはそれで、そこからも良さが諸々きっと勿論当然にたくさんあるだろう一方、寂しさもまた否めない。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月14日
>ネト充のススメhttps://t.co/zzZclze0l1
「ネト充のススメ」第6話「恥ずか死んじゃいます!」観た。毎回毎回、能登麻美子さんの声はなんて素敵なんだろうずっと聴いていたくなると思うし。長い会話場面の(映像も含めた)「間」の制御とか、画の見せ方とか、派手さはなくても地味にしみじみと巧くて気持ちよくていい作品だよなこれ、と思う。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月19日
能登麻美子さんの恋する乙女、ネトゲ廃人の演じ分けが素晴らしいです。櫻井孝宏さんの爽やかな声も素敵で、両名が作品の雰囲気に貢献しているところはありますね。
— たいだ (@taida5656) 2017年11月19日
自分用に、いっそ作ってしまった方が便利なので括ってみました。
前話(だったっけ)からのアポクリファ新OP、「雨の雫みたい 迷いながら落ちていく♪」と歌われたちょっと後に少しばかり馬鹿っぽくもある快活さを漲らせ素敵な格好で落ちていくアキレウスさんを目にするとなんだか愉しくなってちょっと笑えてきたりもするね?#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
アポクリファ第14話「救世の祈り」。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
ぷんすか問答無用連行からのジャンヌお姉ちゃんまさかの両手壁ドン、ナチュラルに顔!近い!お説教タイム。これがどれだけ(例えばジルドレなら感動のあまりそのまま昇天するだろう)のご褒美なのか人生経験があまりにも少ないジーク君には分かる由もないのだ。
アポクリファ、ずっとずっとサーヴァント/マスターの、あるいはそうなった者の(「救済」なども含めて実に手前勝手な)願いと、相互理解(あるいはその大失敗)を描き続けていることではまったくブレていないので、その良さには溢れてる。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
で、アポクリファ14話。その身をもって尊敬する先生の最高傑作となれた(良かったね!)ロシェ君の末期の思考、ちょっと面白かった。その後、そのゴーレムの肩にシュッ、ちょこん、と乗っかる先生の姿も。実にこう、趣深かった。良い。https://t.co/0BAWh59DAt
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
んー、違うでしょ、アヴィケブロン。一応聖杯戦争の鯖としては敗北した最期の時はさー。くわっと目を見開く瞋恚でなく。目的を達成した穏やかで満ち足りた目で逝ってくれないと……それがあるべきボンドル道では?#アポクリファ#ボンドル道ってなんだよ#あっちは結局滅びも消えもしなかったろ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
やはり本家に遠く及ばない……アヴィケブロン。残念だがお前のボンドル道は未だ道半ば。憧れに全てを捧げ、確信をもって征き、自らの歩みが破れようと破った者が憧れへと一途に歩み行く姿を全身全霊で祝福できる境地にはまだまだ遠かったのだ……。https://t.co/tzbkyEeoBe
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
アポクリファ14話。救済、楽園なるものの在りようを造られた存在であるゴーレムにして同時に「原初の人」たるケテルマルクトがその姿を以て示し。1話冒頭で互いに宝具即ち自らの存在同士をぶつけ合った反逆の騎士と請われるまま自らの願いなく一生を送ってしまった大英雄が、(続く#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
大賢人と理性を蒸発させた勇士の中の勇士、報われることなく火刑に散った聖女の支援の下、力を合わせ打ち破る。分かりやすいほど分かりやすい構図が、でも、素敵だった。ところで14話、やたらと構図良かったりアストルフォ君もフィオレさんもいつもに増して可愛かったね?どしたの?#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
そして、救済など笑って/決意を込め蹴飛ばし斬り捨てる人間としての意思と力とを共にホムンクルスとして用途を定められ生まれた、叛逆の騎士と、示された平穏を拒み戦いを選び黒のマスターかつ疑似鯖となる道を選んだ者が示した、偽物/本物というお馴染みのテーマ。良かったのでは。#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
ケイローン先生が本編で思いっきり触れてしまっていた含蓄のあるコメントのその含蓄を、そんな風にはっきりそのまんま説明してしまってはいけないよ?いろいろと。https://t.co/StEB6PafHL#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
「キャスター。あなたの巨人は確かに「受難の民」を救い、エデンに導くことができただろう」
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月7日
この表現に留めた奥ゆかしさ?に僕らは学ぶべきなんですよ。https://t.co/P5fZ3qA3Wc#政治的に正しく在ろうね#アポクリファ
第15話「道は違えど」観た。工夫や巧みさはあまり見えなくても「一つだけ聞いてもいいか。死んだ養子の事を覚えているか」「忘れてはならないものが世の中にはある」は関係性の尊さが集約されきって溢れ零れてる場面としてこうして映像で改めて突き付けられると思わず泣けてくる。#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月16日
赤のセイバーとマスターの尊さを煮詰めきったやりとりと、諸々ささやかで卑小ではあってもゴルドが「親」として治療や今後の諸々の世話や「名付け」までも要求され結局は応えていく姿とは当然結びつくものとして描かれてる。ホンの巧みさと良さを感じる構成。#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月16日
アポクリファ第16話「ジャック・ザ・リッパー」観た。応援上映で「解体するよ!!」叫びたい。フィオレに迫る場面頃からの脅威と躍動を描くのにリソース集中、あえて一部苦しいところは甘受するメリハリの付け方も個人的には好き(全部破綻なくやれれば一番だけど、無理なものは仕方ないのでは)。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
前(アポクリファ10話)にも言ってたな、これ。https://t.co/rgJvDlT6IQ
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月21日
アポクリファ17話「トロイメライ」。アバン階段駆け下りジャンヌさんの酷い画で「そろそろリソース苦しいのかな?」なんて思っていたら、毎回登場の度毎に素晴らしいジャックちゃん劇場は今回も健在の上にも健在だった。ジャック登場場面だけ集めた動画とか誰か作って欲しい。#Apocrypha
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月29日
宝具台詞場面といい他といいジャックちゃん周りは17話も凄まじく良かったですね。明らかに制作陣に大事にされ優遇されてる……。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月29日
ジャックちゃん応援上映やって欲しい。https://t.co/p54YTLjYdG
皆たちで声を合わせよう「「「解体するよ!!」」」#Apocrypha
あんまり自分の脚本回に言及しないんですが、今回の話は自分が高校生の夏にアウシュビッツを訪ねた時の記憶が根っこにあります。あの日、かつての収容所を出た自分に見える夏の空はとても青く美しく。まあそういう感じのジークくんの衝撃が伝わればと思うのです #アポクリファ
— 小太刀右京(公開) (@u_kodachi) 2017年11月4日
アポクリファ18話「フロム・ヘル」(アラン・ムーアへのリスペクトか……)、ジャックちゃん回が5話以来、あるいはそれを上回る圧倒的な神回。絵コンテ:入江泰浩……プリンセス・プリンシパルのあの8話の絵コンテ……なるほど……。#Apocrypha #アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
ここ、非常に意図的に<か弱き者の前に立つ暴力の化身>という描写をジャンヌに対してしてるよね、と思った。非常に良かった。https://t.co/BB4xN2gWLw#アポクリファ #Apocrypha
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
悪霊の本性を露わにしたジャックと狂乱のアタランテを露骨に重ねて描いてきたのも見事にえげつなくてすごく良かった。ロンドン引いては大英帝国引いては世界の犠牲となり真っ逆さまに落下し続ける少年少女たちも。その象徴たるけばけばしく化粧した幼女娼婦も。#Apocrypha #アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
ところでアポクリファ、話数をまたいでジャックちゃん登場シーンは常に非常に高いクオリティを保ち続けてあげくの果てに18話があったわけだけど、なんでここまで強烈に優遇されまくってたの……。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
#apocrypha #アポクリファ#単にお前が好きすぎただけでは
勿論、<聖杯のような奇跡で救済すべき、そうでなければ救済し得ない、しかし救済されなければならない者たちは魂は常に在るのでは?>という物語全体における重要な問い掛けを担ってはいるんだよな、ジャックちゃん。#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
そこにジャンヌの(噛み締めた口から血を流しながらも)峻厳な否定、ジーク君の激しい動揺などもメインの動きとして絡んでくる。#アポクリファ
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月6日
アポクリファ19話「終わりの朝」。この回の構図他(絵コンテ小島正幸)いろいろ好き。例えば(しばしば長い)会話時の人物配置や切り返し、空間への入退室がいつもとても巧い。あとピンポイントで出すなら例えばこ次のあたりも。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月12日
アポクリファ19話「終わりの朝」の画面で特に好きだった所幾つか。
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月12日
1枚目はカメラ。2枚目は手前の柵。3枚目は前後動画で取りたかったけど、横たわるカウレスの令呪の跡が残る手に舞い降りる花びら。4枚目空間配置。#アポクリファ pic.twitter.com/jvnNTtA3yw
とてもかわいいです。
シンデレラガールズ劇場、第17話「仮装の回」。うんうん、相葉夕美さんはパッションの庭に咲く一輪のキュートな花だなあ、と改めて。いや、なんだかんだいろいろと実にパッションなキャラクターでもあるけど(そしてそこもいい)。#しんげき
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月27日
シンデレラガールズ劇場2期第6話(第19話)、蘭子が幸せそうだったり高森藍子さんが活発に楽しそうにしてたりで、なんだかいろいろ良かったですね。 #しんげき
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月7日
シンデレラガールズ劇場20話。メロウイエロー、メロウイエローだ!椎名法子さん、狂気じみたドーナツ推しからドナキチとか呼ばれていた頃には群を抜いた出来のコミュシナリオ連発等を通じ強烈な引力と魅力をユーザーにも作中他キャラにも(時子様とか)発揮するまでになるなど余りに想定外だったし、 pic.twitter.com/C7BQGXpPPL
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月14日
続き)メロウ・イエローとしてこの三人が集うとこうも互いを輝かせるの、いっそ魔術的ですらある。 pic.twitter.com/GKC75ZipqD
— 相楽 (@sagara1) 2017年11月14日
□妹さえいればいい
『妹さえいればいい』1話。たしか原作はだいぶ前に少し読んだ記憶があって結構面白かったと思うんだけど、ああいう感じに映像にされるとごく個人的に「あ、これは無理」と思えたので、なんというかまあ、多分、いろいろと仕方ないね。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月11日
映像の出来云々というより媒体の違いが大きいのかな、と。例えば冒頭からの変態描写、小説なら読むこちらの方で想像を随時抑えたり読み飛ばしたり出来るけど、映像ではそうもいかない。あと、ウミガメのスープのイケメン出題の解説等が台詞で読み上げられるとくどく感じてしまう。#妹さえいればいい
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
勿論、それはあくまで個人的感想・印象で。そういうの気にならないなら、だいぶ前に原作小説はやっぱりだいぶ巧く構成組んであるな、と概ね好意的に読めた記憶もあるので、きっとかなり楽しめるアニメ作品になるのでは。#妹さえいればいい
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
各所で言われている通り……題名が「UQ HOLDER!~魔法先生ネギま!2~」とされ、主題歌ハピマテというのはなんというか、作品としてさすがにアレ過ぎくはないですか?とごく個人的にも。
『いぬやしき』1話観た。うーん……とりあえず、Aパート観終わった時点での感想がこれで。https://t.co/n8E45EKQ11
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
で、これってつまり、概ね神バハの座組なのかな。それでこのすんごい映像か。画の綺麗さも高コスト感も演出の巧さも。で……#inuyashiki
実はついさっき、アニメ版のOP~1話Aパート終わりまで。あまりにもしんどい人生模様を10分くらいで見せつけてくれたお爺さん(実はお爺さんという年齢ですらないのに外見が……)が改造され、改造されたという事実に気づいた場面まで観てました。とりあえずそこまでは最高でしたね.#いぬやしき
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
続き)ここからはあまりにもクソ雑でアレなこと書くので、読み飛ばして貰えれば幸いなのだけど。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
これだけのリソース集めた上で。それで悪い意味でノイタミナSF枠、ノイタミナ社会枠のお話やるつもりなのかな。ひょっとして。それはあまりに虚しく悲しいことなのでは……#inuyashiki
うん。なんか、そういうアレでダメな予想?だか予感?だかを、良い意味で裏切ってくれるものになることを期待してる。
— 相楽 (@sagara1) 2017年10月12日
心から。
頼むよ、本当に、頼むよ……。#inuyashiki
アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』(イシグロキョウヘイ監督)についての諸々を、毎週の放映に合わせて随時まとめています。
アニメ『プリンセス・プリンシパル』、毎週放映時及びその後の諸々の感想などをまとめたものです。
以降、いろいろ(ごく控えめに言って)強引な仮定やその積み重ね、あやしげな推測の濃度が普段より更に色濃い話です……と一応、断った上で。
プリンセス・プリンシパルの中で女王というキャラクターについて、その今後についても過去(プリンセスとの関係)について、私、気になります!という話(憶測)を少し。
※なお、作品全体についての諸々はこちらのまとめもどうぞ。
『プリンセス・プリンシパル』感想等まとめ
https://togetter.com/li/1133020
最初に大まかな流れを書くと。
1:底層の対極としてのロイヤル
2:女王にとってのプリンセス→女王は入れ替わりを知ってはいないか。むしろ最大の共犯者では。
3:予想される女王の犠牲(惨死)
4:プリンセスにとっての女王という人物
5:女王の権力/ノルマンディー公との力関係
といった話となります。
まず、こちらの6話感想で非常に見事に書かれているように
プリンセス・プリンシパル:第6話『case18 Rouge Morgue』感想(イマワノキワ)
http://lastbreath.hatenablog.com/entry/2017/08/14/193810
6話(おそらく予告の文章からは7話も)作中の下層に生きる人々と社会からの扱われ方が描かれもしていた所。
今後、対極となる上層、王室や貴族達のそれも描かれるのでは……という予想があります。
その際、プリンセス(やかつてのプリンセスたるアンジェ)、ノルマンディー公(、貴族の娘であるベアトリス)に加え、頂点たる女王も重みをもって描かれるのかもしれない、作品全体にも(先程の感想における下層の話のように)大きく意味を持つものとなるのかも…と思えたりもするわけです。
それに、プリンセスが「女王になる」という目標(女王になり、そして自らとアンジェが隔てられず共にいたいと切望するように、人を隔てる「壁」(おそらく即物的なそれに限らない)を崩し望まず隔てられた人々も再び繋げたい)を掲げている所。
◯現女王はどういう人物なのか
◯現女王とプリンセスとの関係
◯王国における女王の権力/ノルマンディー公との力関係
といったあたりはごく自然に重要になるのではとも思えます。
もちろん、これまで描写がごく限られている女王について現時点で言える確たることはごく僅かだとは思えるのですが。
幾つか推測と言うか憶測はできるのかもしれません。
ここでひとつ、特に興味深いのはプリンセスとの関係です。
中でも。「女王は入れ替わりを知っているでは?むしろ最大の共犯者では」と憶測したくなる所があります。
アンジェとプリンセスの入れ替わりの経緯は今のところ、ごく僅かな回想や会話をもってしか描かれていません。
まず、二人がなんのために入れ替わっていたのか(現時点では)分かりません。
気まぐれだったのか、切実な欲求に押されてのことだったのか、幼心に抱いた強い目的があったのか、それらの複合なのか、等々。
また、シャーロット=かつてのアンジェの立場が「プリンセス」であることは確かな一方、入れ替わったアンジェという少女はどのような生まれと境遇の少女であったのかも大きな(そしてきっと重要な)謎です。
3話アバンでの
「言ったでしょう……あなたの力で私を女王にして欲しいの」
(回想カットを挟み)
「まさか……あの時の約束」
という「約束」も魅力的な謎としてあります。
それでも、3話時点の10年前、彼女たちが7歳ほどの時に入れ替わっている時に革命が起き、他の多くの人々と同じく二人が唐突に分かたれたのだろうとは概ね推測できます。
ここで、そのわずか7歳の少女たちが行った入れ替わりが、彼女たちも含め予想し得ない分断によって継続され、そのまま10年に渡って問題とされることなく無事に続いている……。
改めて考えてみるなら、たとえプリンセスが権力構造の中で「空気姫」だとしたところで残されたプリンセスがただ一人で成し遂げるのはあまりに難しかったのではなかったかと思えないでしょうか。
そこで個人的に「そこには強力な協力者、共犯者がいたりはしなかったのだろうか?」といった仮定を弄びたくなったりしてしまうわけです。
以下、もう少し詳しく書きます。
革命、そして壁はこれまで繰り返し描写されてきたように唐突に人々を壁のそれぞれの向こう側、The Other Side of the Wallに分断してしまったものです。
2話でプリンセス(に化けたアンジェ)が語ってみせたように、突然幼なじみで長年連れ添って来た妻と離れ離れとされ会えず、致死の病を抱え再会を望んでいたモーガン委員。
6話ドロシーが語った、家出をした時に唐突に革命に遭い、そのまま父と分かたれた過去。
そして1話。
(なお、キャプチャ部分のアンジェの心情も勿論、「薬で黙らせて、エリックだけ運び出す」とアンジェが語った時のプリンセスの表情の変化、そしてその語られざる内面(現時点では特に6話アンジェと二人きりの時に話すプリンセスの夢・切望・野望・目標が参照先になるだろう)はとてもとても興味深いところです)。
更に、3話アバン冒頭(文字通り最初の台詞)。
「驚いたわ。あなたがスパイなんて」
「他に壁を越える方法がなかった」
他の人々と同じく二人の少女もまた、あまりにも突然にこうして厳しく分かたれるなどと、想像も想定もしていなかった筈です。
それから10年以上に渡り互いに分かたれた中で入れ替わりを続ける覚悟も、そのための準備も(とりわけ7歳の少女たちに)出来得なかったのではと思えます。
かつてのシャーロット、アンジェはただひたすらかつてのアンジェ、プリンセスとの再会を願った。
ただただひたすらに一途に、そのためにスパイとなった。
きっとOPで落下するプリンセスに向かって一閃、その思いをそのままに示すかのごとく激しくまっしぐらに飛翔していく姿のように。
そこにはきっと、とても魅力的な心の動きと物語が(仮に詳しく描かれることがなくても)あったのでしょう。
そして、一方のプリンセス。彼女の方はなぜ、そもそも<プリンセスであり続ける>ことを選んだのか。
これも実は同じくらいに、あるいはそれ以上に魅力的な謎であり物語かと思えます。
叶えたい目標(「あの時の約束」)があったからか。入れ替わりが露見した時の、本物のプリンセスたるアンジェの身を案じたからか。
いずれにせよ、急転する事態にただ流されるだけではこうはなっていないでしょうし、なりえない状況だったかと個人的には強く思えます。
そして、きっとそうした時、ただ流されるだけのキャラクターではない、まさに正反対のキャラクターなのだろうとも。
例えば4話、あの勁烈な意志に満ち満ちた欄干の場面を(できれば前後の連投も)。
例えば5話、独りで乗り込んでくるや否や瞬く間に堀河公の護衛を撫で切りにした100人斬りの怪物が、ちせと激しく切り合う脇をあえて敢然と駆け抜けた姿を。「これよりずっと細くて脆い橋の上に私は立っているんです」のプリンセスの足だけを映すシーンで足は苦しく震え続けているのだけど、前後も含めその声はまったく揺るがず、表情もその前には平然と微笑み、その後は厳しく見据えるという人物描写。#pripri
— 相楽 (@sagara1) 2017年7月30日
自分の安全を最優先しても十分妥当なところ、列車を止めるため百人斬りが自分を狙い振り下ろしすんでの所で防がれた刃の脇を軽やかに身を翻し迷いなく走り抜ける……自らの身の危険にはそう対するプリンセスが他者の犠牲を物語る血痕には立ち竦む……優れたキャラクター描写なんだよな。#pripri pic.twitter.com/VlP2BEZjay
— 相楽 (@sagara1) 2017年8月6日
これまでのごく限られた描写を思い起こすだけでも、そう想像せずにはいられないところです。
そして更に。
一方のアンジェが絶対に諦められるわけもなく一刻も早く叶えたい切望……プリンセスとの再会と二人で共に暮す未来のため、単に一人の少女ではどうにもならないからスパイとなりCボールを得たように(おまけに再会の時にはCボールなんて超貴重な秘密兵器まで与えている組織を欺き切れると判断した仕込みも、逃走ルートも、落ち延び先の家まで用意していたように)。そこまで方向性も成果もなにやらぶっ飛んだことをやってのけてきたように。
もう一方のプリンセスもそれに匹敵するあるいは(いつもプリンセスがアンジェに対して……とりわけ二人だけで接する時は優位であるように)なお上回ることを選び、成し遂げてきてたのではないかな、と。
※まったく隠す気もないのでいい加減丸わかりかもしれませんが、自分はあからさまにプリンセス贔屓ですので、そこは割り引いて読んでもらえるといいかもしれません。
例えば、アンジェが持つ貴重で強力なCボール(4話で描かれたように世界の動向すら左右する力の象徴でもある)に匹敵する切り札も持っていたりしないのかな、と。
例えば、国の(あとで触れるように権力構造的にはやや怪しいのですが少なくともある程度の力を伴った権威、象徴としては)頂点である、女王との共犯関係ですとか。
あるいは、こういっても良くて。
それほどまでにして自らの元に再び現れたアンジェの懇願を拒んででも、プリンセスがどうしても成し遂げたい目標。
単に一人の少女では勿論、力のない「空気姫」ではどうにもならないことに対して、(約束されていたわけでもない)10年もの年月を経たアンジェとの再会(しかも彼女がスパイになるだのCボールを携えているだのなんてことは想像もしていなかった)の前まではたしてプリンセスは何をしてきていたのかな、と。「親、兄弟、恋人、友人、壁によって離ればなれになったひとたちは大勢いる。いつか彼らの声が揃う時が来るわ、大きく、波のように」一話、二話の「彼ら」に向けたプリンセスの思い……ということで、例えばこのようにしてその内面、在り方が提示されていくキャラクターなんだろうな。#pripri
— 相楽 (@sagara1) 2017年8月13日
ここで、5話であのノルマンディー公が「東洋の島国に興味はない」のにわざわざあれだけ仕込み仕掛けさせる、それだけ警戒させるに値する何かをやらかすなり積み上げるなりしてきているんだろうなと思えるわけです。
逆に言うと、アンジェが現れるまで無策だったとはむしろ思い難いな、と。
4話で本は単に本ではなかったように。6話で積まれた本と山ほど差し込まれた栞が示唆するものは、
単に知識の研鑽や思考に留まるものではないのでは、と。ただ「待つ」のでも十年1人で無為に「待って」来たわけでもなく、アンジェが凄腕のスパイになったようにこちらも……と示唆する積まれた本と無数の栞。#pripri
— 相楽 (@sagara1) 2017年8月13日
ちなみにプリンセスというキャラクターについて「女王になるなんて目標を掲げているのに、なぜベアトリス以外と親しくしない(人脈を築き力を蓄えようとしない)のかな?」といった疑問を見かけたことがありますし、それ自体は割とまっとうな問い掛けとも思えるわけですが。
それについても「女王との共犯関係」という極めて強力(かつ、反面として下手に協力者を広げるとリスクが高くなってしまう)な切り札を最初から持ちそれに沿って諸々仕込みを進めていたから、という話だったりすると楽しいかなと。
そんなことを考えるなり妄想なりしつつ、ドロシー曰く「女王のお気に入り」だと語られるプリンセスと女王の描かれざるこれまでの在り方や、4話でノルマンディー公が脇に控えての……控えていつつ、強烈な押出しをみせ口出ししつつのやりとりを振り返ってみたりすると、いろいろと捗る……もとい面白いところがあったりなかったりするかもしれません。
そして、女王の今後(とプリンセス)については現時点でだいぶ物騒な話を予想することも一応、可能であったりはします。
二つの項目を挙げましたが、ここではひとまとめとして扱います。
そしていきなりですが、話の前提と(してしまうものと)して。
5話の列車の顛末はこの作品全体の過去と未来とを暗示してはいないか、という話があります。
詳しくは先掲まとめの5話関連、
https://togetter.com/li/1133020?page=7
2017-08-10 19:48:58からのインクエッジさんの連投と関連する自分のtweetを参照してもらえればと。
えーと……といいますか、この項の結論まで概ねそこに書いてあったりしますね。
一部抜き出してまとめると。
プリンセスとアンジェが並走し衝突を回避させ停止させる列車をそれぞれ王国と共和国とに見立てた場合。
その制御部分である機関室についても後者は「コントロール」、前者は王室と重ね得るだろう、と。
ならばそこにあったプリンセスを立ちすくませた血痕はその場でのそれそのものという以上に何の暗喩と見て取り得るか……いう話です。
また、5話との絡みでいえば、ちせにとって実の親である十兵衛との対決が描かれていた一方、回想もなく画面にはその姿も声もちせと過ごした日々も直接描かれはせずとも、ちせを愛し育てそしてその実父に殺された義理の親が決して小さくない存在として在ったところ。
もしも仮に7歳の入れ替わりの時からプリンセスと女王に(周囲の認識より遥かに)密接な関係があったとすると、また入れ替わりも承知の上であったとするとそれは情愛の通い合った(実の家族に匹敵あるいは越える)義理の家族と見て取れるかもしれません。
1話の時点で入れ替わりの示唆として出されていた(主にアンジェについての演出だと)と自分も思っていた
ところで1話冒頭の王室の写真の見せ方とか、Aパート最後、プリンセスとベアトリス、「アンジェさんってどこまで本当かよくわかんないです」(中略)プリンセスの顔をした少女と母の写真を映しながら「でも、言っているうちに本当になる嘘もあるわ」って、どうなんだろな。
— 相楽 (@sagara1) 2017年7月9日
最後に作中の王国における女王の権力について。
プリンセスはまず女王となることを目指すわけですが、女王が作中の王国の権力構造においてどの程度実質的な力を持ちえているのかは……今のところは正直、詳しくは分かりません。
「空気姫」などとも言われつつも、一族で継承順位4位であるプリンセスでも様々な場で丁寧で特権的な扱いを受けてはいますが、そこらへん、権威と権力の区別が難しくもあったり。
先程も触れた4話において脇に控える(にしては態度も大きい)ノルマンディー公と女王との関係も(少なくとも表面的には)ノルマンディー公優勢、単に助言ではなく、概ねその意向が強く(また国益にも沿うものとして妥当性も持つものであるならば)出されれば女王は逆らい難いといった描写にも見えます。
ベアトリスも、女王の覚え目出たいプリンセスであっても、それでは後ろ盾として危うすぎると有力貴族たちの名前を挙げ心を痛め決意を固めていたりもしました。
権威としてかなり威光は強く「君臨」している一方、統治においてはおよそ絶対的とは程遠い、といったところでしょうか。
6話の二人の会話でアンジェが懸念した通り、仮に女王となれたとしてもプリンセスの夢への道はきっと、あまりにも険しいのでしょう。
しかし、でも、、だからこそ女王の側からも「孫娘」と密かな共犯関係を持つ動機や意味が有り得るのかもしれませんね(かなーーーり我田引水っぽい話ですが)。
以上、だらだらと長くなりましたが、(特に内面に関わる)描写が少なく謎が多くそこが大きな魅力であるプリンセスと、それ以上に描写が少ない女王は実はこの作品の発端である10年前から密接に関わっているかもしれず。女王というキャラクターもまたプリンセス同様に面白く、そしてそこを掘り下げていくと外見も言動も抱える秘密も野望も欲も……存在全てが最高の上にも最高なプリンセスというキャラクターについて魅力的に妄想していくことができてちょっと面白いですよ……という話でした。
本編6話放送時点でのだいぶ無茶な与太話として、ご笑覧頂ければ幸いです。やってることが完全に暇人のそれ pic.twitter.com/D60TCV27mz
— 熊沢 (@1xw32) 2017年8月16日
刊行間もないシリーズのネタバレ含むため、以下、しばらく空行を挟んでから本文。
読み終えてすぐの感想をとりあえず並べてみる。
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冲方丁シュピーゲルシリーズは最初から最後まで、誰も肩を並べられない疾走を続けた傑作だった。
その中ですら『スプライトシュピーゲルIV テンペスト』の世界統一ゲーム及びその近辺での超絶同時進行描写は圧巻。
マルドゥック・スクランブル、カジノでのアシュレイ戦と比べてすら、なお上回るかと思う。
当時、そのあまりの熱にあてられて雑然となにごとか書いたりもした。
「2008-06-04 冲方丁『スプライトシュピーゲルIV テンペスト』についてのメモ。」
http://d.hatena.ne.jp/skipturnreset/20080604
ともあれ以下、最終巻とシリーズについて、少し。
広く悪運をもたらすものは、金と情報(と技術)で(あまりに複雑で容赦なくすべてを押し流す世界に「傷を残してやる」とか、流れのままに踏み殺そうとする力から逃れられないなら殺す側に回ってやる、あるいはそもそもただただ世界の中に自分の欲求だけしか見ていない技術者といった(特に数人の)個人の野心や強烈な自我も大きく働くけども、彼らの影を単に個人の範囲を超え広げ濃くするのは金と情報の力)。
そこで、絡まりあう濁流の多くの源となった「パンドラの箱」となった人物があのようなキャラクターだったのは(「ムニン」やキャラバンの影武者の正体とその解明等と共に)カタルシスというか爽快感は欠くかと思うけど、それでもバランス、とりわけ「悪」の示し方として、あるべきものだったかと思う。
「偉大なる龍王」と呼称される人物の繰り返し描かれる卑小さと、むしろそうして卑怯小心だからこそのもたらす害の大きさ、その象徴なような在り方は一個人/キャラクターの形をとった、制御し得ぬ総体としての雄大な世界の獣リヴァイアサンにも害悪の源としては並ぶ、いつだって世にはびこる悪龍の姿なのかなとぼんやり思う。
ここで、金、情報、技術、誰にもコントロールし得ない力についてはまさに清濁併せ呑みあらゆる方面から重く見られたアダー神父、そしてバロウ神父を通じ、決して否定的には描かれない。
そこもはっきり強く示されていた。
「特甲開発顧問の誰もが、将来の技術革新のため、持てる全てを注いだ。善も悪も判断がつかぬまま、時計の針を推し進めることだけを考えていたのだ。そんな私が、今ここで特甲レベル4の完成に命を尽くすのは当然ではないかね?(中略)その力を与えられた子供達が、君達という悪魔を退かせることだろう」(p292)
また、コントロールし得ない力について。
「多くは必然によって導かれた偶発的なものだ。世界経済が人間の意志でコントロールされたことなど一度もない。何もかもが混沌として次に何が起きるか分からない。混沌を最小限にするすべは一つだけ。沈黙だ」(p324)
というものについては。
p465で提示される「白と黒の二つの犠脳ユニット」、「白は<アポロン>------黒は<デュオニソス>-----ごく最近までメンデルとリヒャルト・トラクルだったもの」を保持して「いずれまたリヒャルト・トラクルのような沈黙の担い手が現れたとき」に備えつつ、沈黙に対する「メッセージ」を送る者が示される。
混沌を最小限にするのでなく、抑え込みもしながらなお、前へ、前へと推し進める。
三人×二組の少女たちについてまず、彼女たちの人生は続く、これから始まる!とその道と展望を(おそらくは概ね読者に、その想像に委ねる形で)拓き示しつつ。
描き出した世界全体についても前進への意志を、それを良しとするあり方を示した最終巻でもあり、シリーズ全体だったかと思う。
善、悪、それが複雑に交じり合った混沌の中、それでも時計の針は前に進み。
前に、より前に、より早く遠く進ませようとする人の業は尊くも卑しくもありつつ、全体として肯定されるべく在る。
そして、あまりにも複雑な混沌であっても。
それに対して人の意志と努力により、叶う限り秩序をもたらすべく足掻かれるべきであり。
「「我々の捜査技術は、特定の国や民族のためではない。要請があればイスラエルでも、パレスチナでも、イラクでも働く。
パーキンスが付け加えた。「国際法廷に科学的根拠のある証拠を提出するには、FBIを頼るのが一番なのですよ。今回もFBIの指導で七十万発の弾丸が回収され、最初の二十四時間で殺害された二万人が、どの順番で撃たれたかを明らかにしています」
(中略)
鳳の脳裏にその行為が-----めちゃくちゃな惨状を呈した現場で、死者の一体一体に触れ、臭いを嗅ぎ、調べ、記録する人々の姿がまざまざと浮かんだ。その中にこのハロルドがいた------ごく自然に/いるべき男として。途方もない仕事だった。累々たる死者を相手に、悲痛と疲労を押しのけ、混乱した世界に秩序をもたらす行為だった」
「「FBIきっての国際派のあんたこそ、アメリカという国はともかく、その警察思想の良心的な側面の担い手だ。世界の終わりのようなあの惨殺現場で、よく指揮を執ってくれた」」
(『スプライトシュピーゲルIV テンペスト』p163-165)
応報を、報酬を、清算を、「報われざること一つとしてなからんことを」と捧げられる祈りとたゆまず続けられる歩みがある。
カオス、混沌を象徴する鳳の名を持つ少女が「警察」、秩序を志向する道を択ぶのも象徴的だったかと思う。