2006-03-02から1日間の記事一覧

塚本邦雄『十二神将変』〜際どく捻れ歪みつつも傲岸に整った、噎せるような腥さい血潮の匂いを感じさせる《反世界》

容赦なく押し迫ってくる鮮やかな腥(なまぐさ)さ。付いて来れない者を容赦なく無視する突き放した態度。中学の頃、旧仮名遣いの岩波文庫版『ローマ帝国衰亡史』(村山勇三訳。あとで中野好夫訳の新版でも読み直した)を無理やり背伸びして読み進めた時のこ…

塚本邦雄『十二神将変』

塚本邦雄『十二神将変』読了。 ただ、多忙(会社の新人歓迎会及び、仕事上の要緊急対応案件発生による、明日の早朝出勤)のため、感想明日以降に。 ※以下、3/3に追加。