サイト「それいけ!日常茶飯事」より、「俳優今昔物語」〜的確な写真の選択とコメントが絶妙。ついでに、傑作『チャーリーとチョコレート工場』の感想を少し。


ネットで見つけた「俳優今昔物語」という記事の、写真の選択と短いコメントが絶妙。
中でもクリスチャン・ベール、《『リベリオン』の人》というくらいにしか知らなかったんだけど(おぃ)、熱い役者魂と見事な天然っぷりを兼ね備えた素敵な役者バカだったんだなぁ…。このコラムを読んでいるうちに、その他の出演作も観たくなってしまった。
こうした感想が出てくるのは、記事全体が、皮肉に《切り捨てる》などという嫌らしい姿勢でなく、それぞれの俳優が相当好きな人(多分、そうなんだと思う)の文章として書かれているからだと思う。

自分でも、こういう、いい味のコラムが書ければいいんだけどなぁ……。


ちなみに、他の記事も当然面白い。
チャーリーとチョコレート工場』ネタとか、バンデラス大集合イラスト(一枚のイラストに歴代主演映画のバンデラスが大集合)とか。


ところで、本当にいいコンビだよね、ティム・バートンジョニー・デップ
チャーリーとチョコレート工場』では、何よりもまず、原作以上に《ロアルド・ダール風》のウォンカを生み出したのが見事だった。
そして、とことんマッドな一方でどこか憎めない、《子供が友人や親から受ける痛みと、それから生じる悪意》の象徴のようなウォンカだけでなく、《その●●(一応伏字)も実は-----あるいはウォンカ以上に------スゴイ奴だった》という大ネタも最高。
また、最後のオチも、まさに《大人》が、自分の《子供時代》を大切なものとして残しておこう/取り戻そうとするやり方そのもので、これもまた素晴らしい演出だったと思う。

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