『お兄ちゃんはおしまい!』感想メモ
「おにまい」こと『お兄ちゃんはおしまい!』というこの作品、いわゆるTSの中でも"美少女になりたい"という願望、そして"美少女になったらこうなる"という体験、感覚、実感に異常なまでに「本気」なことが特異なんだろうと推測させられる。
映像を観ているだけで序盤から、全体に、ただ意味も無くアニメとして「巧いこと自体のために巧い描写」というのではなく「"美少女になったらこうなる"という体験、感覚、実感」という異様な迫力で追究しているのだと思われるテーマに沿った巧さが全編に渡り繰り出されてるんだと改めて理解(わか)らされずにはいられない。
めちゃくちゃ凄いなと思いつつ、うん、正直割と怖くもあるよ……。