2006-01-01から1年間の記事一覧

清原なつの『花岡ちゃんの夏休み』ほか

清原なつの『花岡ちゃんの夏休み』『飛鳥昔語り』『アレックス・タイムトラベル』、鶴田謙二ほか『日本ふるさと沈没』、島田虎之助『東京命日』を読む。

森岡浩之『星界の紋章』『星界の戦旗』

とりあえず<星界>シリーズの既刊を読み通してみての印象は、「とてもカッチリとした構成で物語を編む人だなぁ」というもの。まず、このシリーズの魅力の核心は、アーヴという種族の創造と、その結晶であるラフィールというキャラクターにあることは誰の目…

森岡浩之『星界の断章』

森岡浩之『星界の戦旗』④、『星界の断章』(共にハヤカワ文庫)読了。

森岡浩之『星界の戦旗』

森岡浩之『星界の戦旗』①〜③(ハヤカワ文庫JA)読了。

森岡浩之『星界の紋章』

森岡浩之『星界の紋章』全三巻(ハヤカワ文庫JA)読了。 評判を聞き、興味を引かれていても未読の本というのは数多いけれど、このシリーズもその一つだった。 確かに面白い。夕方までに一巻を読み終えたので、残り二巻も購入。やや夜更かしして、とりあえず…

ワールドカップ中継/決勝『フランス×イタリア』

ワールドカップ中継/決勝『フランス×イタリア』。 延長後半ジダン退場……あのプレー(ボールと全く関係ないところでの強烈な頭突き)では全くもって仕方がない。むしろ、あれでレッドカードを出さなければ、世紀の大誤審になってしまう。それにしても、一体ど…

水薙竜唳『キルウィザード』①〜驚いた。キャラ造形とか、相当部分あのイカれた(褒め言葉)WEB小説「冬月竜騎譚」の味が残ってる……。

KILL WIZARD(1) (講談社コミックス)作者: 水薙竜唳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/06/16メディア: コミック購入: 3人 クリック: 82回この商品を含むブログ (27件) を見るこの表紙の絵柄と作者名、どこかで見たことがあると思ったら、WEB小説&イラスト…

水薙竜唳『キルウィザード』①

ワールドカップ三位決定戦『ドイツ×ポルトガル』を観る。 水薙竜唳『キルウィザード』①、高野真之『BLOOD ALONE』②、鎌谷悠希『隠の王』①読了。 マイクル・スワンウィック『グリュフォンの卵』(小川隆、金子浩、幹遥子・訳)に手を出すも、途中で挫折。 ア…

映画『カーズ』はスゴイ。

川崎チネチッタのレイトショーで映画『カーズ』を観る。 語るべき言葉が見つからない、映像の素晴らしさ。 前座(?)として同時上映された4分強の短編『ワン・マン・ バンド(OneManBand)』も、これだけで1200円(レイトショー割引)の価値は十分にあったと…

アイラ・レヴィン『死の接吻』(中田耕治・訳)

死の接吻 (ハヤカワ・ミステリ文庫 20-1)作者: アイラ・レヴィン,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (53件) を見る正に古典。 主人公たる犯人の造形と、三人の姉妹のキャラクターを…

アイラ・レヴィン『死の接吻』(中田耕治・訳)

アイラ・レヴィン『死の接吻』(中田耕治・訳)、上遠野浩平『ロスト・メビウス―ブギーポップ・バウンディング』読了。 清原なつの『春の微熱』を読む。

清原なつの『千の王国百の城』〜「銀のクリメーヌ」とチンパンジー研究の悲劇の実話

千の王国百の城 (ハヤカワ文庫 JA (667))作者: 清原なつの出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2001/06/15メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (16件) を見るラストを強烈な印象を持つ大ゴマで締めくくる作品が目立つ、SF色豊かな短篇集。 萩…

ワールドカップ準決勝『フランス×ポルトガル』

ワールドカップ中継/準決勝/『フランス×ポルトガル』を観る。 決勝トーナメント一回戦、準々決勝に続き、ジダン、三たび輝く。フランスがアンリ獲得したPKをジダンが決め、1×0で勝利。 清原なつの『千の王国百の城』(早川文庫JA)を読む。 アイラ・レヴィン…

ワールドカップ準決勝『ドイツ×イタリア』

延長後半の二得点で2×0、イタリア勝利。 ドイツ、負けちゃった……。しかし、いい試合だった。 試合開始から8分間くらい続いた、キーパーにまでガンガン迫るイタリアのオールコートプレスは驚き。決めに来てたなぁ……。当然の代償として、後半以降は随分圧力…

ワールドカップ準決勝『ドイツ×イタリア』

2006/7/3 岡嶋二人『そして扉が閉ざされた』、川又千秋『幻詩狩り』 読了。 品川プリンスシネマで映画『デスノート』を観る……が、どうにも観ていて面白く思えなかったので、途中で退出。 2006/7/4 夢枕獏『上弦の月を喰べる獅子』を、上巻1/3くらい読んだと…

6月の読了本その他まとめと雑感

<本> A・ブラックウッド 他『怪奇小説傑作集1 英米篇Ⅰ』(平井呈一・訳/創元推理文庫/新版)6/1 岡嶋二人『99%の誘拐』6/2 岡嶋二人『クラインの壺』6/3 文藝春秋編『「運命の法則」アンソロジー人間の情景1』6/4 文藝春秋編『「おんなの領分」アンソロ…

横浜にぎわい座『立川談春独演会

横浜にぎわい座『立川談春独演会』へ行く。 ……初めて聴いたけど、あまり好きなタイプの噺家じゃなさそうだなぁ。 バリントン・J・ベイリー『禅銃(ゼン・ガン)』(酒井昭伸・訳)読了。 ……こっちも、なんだかなぁ。 一時期の英米SFに多い、頭が痛くなるよ…

ワールドカップ中継:準々決勝『フランス×ブラジル』

ワールドカップ中継:準々決勝『ポルトガル×イングランド』『ブラジル×フランス』を観る。 ジダン、ジダン、ジダン!!偉大過ぎる……。 三鷹爆笑落語特選(さん喬・権太楼・市馬・喬太郎)へ行く。 ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』(福島正実…

ワールドカップ中継:準々決勝『ドイツ×アルゼンチン』

……正に本物の強豪同士の真っ向勝負。 アルゼンチンの世界一のパスワークはゴール前に辿り着く前に潰される。 ドイツの枠を捉えるシュートの嵐------ミドルシュートを中心に一試合二十本平均でシュートが打たれ、そのうち半数が枠内に飛んできていた------も…

ワールドカップ中継:準々決勝『ドイツ×アルゼンチン』

ワールドカップ中継:準々決勝『ドイツ×アルゼンチン』『イタリア×ウクライナ』を観る。 シオドア・スタージョン『夢みる宝石』(永井淳・訳)読了。

橋本治「大江戸歌舞伎はこんなもの」

橋本治『大江戸歌舞伎はこんなもの』読了。

おがきちか『Landreaall』⑧

体調がほぼ問題なくなったので、出社。早速、溜まった仕事に追いまくられる……。 おがきちか『Landreaall』⑧読了。相変わらず、複線的な進行が巧い。 いつも、読むのが楽しみになる作品を描く人だと思う。Landreaall 8 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)作者…

ワールドカップ中継『ブラジル×ガーナ』『スペイン×フランス』

引き続き、会社を休んで休養。 次第に調子が戻って来たので、昼頃から緊急性の高い仕事を幾つか自宅作業。 会社でないと処理が無理なものは引き伸ばすか、簡単な指示をつけて他の人にメールで頼む。 夜になると、ほぼ復調。 昨日今日で30時間近く寝ていたた…

一日中寝込む。

一晩中、下痢・腹痛・頭痛・高熱といった症状に悩まされた結果、会社を休んで朝一番で医者に。 ウィルス性の急性腸炎とのこと。 薬を飲み、わけのわからない夢にうなされ続けながら(なんだか電車で会社まで行こうとして、品川駅で降りたところで夢だと気づ…

森下文化センター/「編集者が語るマンガの世界」第二回

森下文化センター/「編集者が語るマンガの世界」第二回へ行く。 「トキワ荘の時代」と題された今回の講師は、元・講談社「少女クラブ」編集長の丸山昭氏。 この講座の後、新宿末廣亭夜の部(トリ:小三治)にも行こうかと思っていたのだけれど、体の調子が非…

大竹しのぶ主演『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』

歌舞伎座・六月大歌舞伎(昼の部)、シアターコクーン『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』(エドワード・オルビー作・ケラリーノ・サンドロヴィッチ演出。出演:大竹しのぶ・段田安則・稲垣吾郎・ともさかりえ)に行く。 感想後日。

モーリス・ベジャール・バレエ団『愛、それはダンス』

先週の『バレエ・フォー・ライフ』に続き、モーリス・ベジャール・バレエ団『愛、それはダンス』(五反田ゆうぽうと)に行く。 ……今度は随分、場面ごとに出来のバラつきがあったような? 出番は少なかったけれど、ウィリアム・ペドロという黒人ダンサーの躍動…

ワールドカップ中継『日本×ブラジル』

ワールドカップ中継『日本×ブラジル』を観る。 前半ロスタイムまで、楽しかったなぁ。でも、わかりやすく順当な結果っぽい。 ってあれ。クロアチア、引き分けてオーストラリアが決勝リーグへ?……ヒディンク、凄すぎ。 筒井康隆『虚人たち』読了。

ワールドカップ中継『アルゼンチン×オランダ』

ワールドカップ中継『アルゼンチン×オランダ』を観る。 久米田康治『さよなら絶望先生』④を読む。 ……なんか最近、疲れてるなぁ。

遠藤徹『弁頭屋』〜あまり美味しそうじゃないなぁ。

弁頭屋作者: 遠藤徹出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/10/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (15件) を見る表題作にせよ、「赤ヒ月」にせよ、あまり《食欲》の面で美味しそうじゃないなぁ。 およそ傾向が違う作品ではあるけれど、…